これぞまさに一生モノ、圧倒的な耐久性と存在感を誇るレザーベルトが入荷しました。

ロンドンでコツコツとハンドメイドされる珠玉の一品。
見るからに頑丈で、ムードたっぷりの革の質感に圧倒されますが、これは知る人ぞ知るベイカー社のオークバーク鞣しのフルグレインレザー。
ジョンロブ等高級紳士靴の底革に使用される、強靭なベジタブルタンニングレザーです。

樫の木（オークバーク）のタンニンを用い、化学薬品を使わず1年間かけてピット鞣しするという、ローマ時代から続く手法で生み出されるこの革は、他にはない類稀な耐久性の高さとエイジングの素晴らしさが特徴的。
しかもこれを5mm厚という、非常に厚みのある形で使用するという離れ業です。

非常に硬く、加工が難しい革のため、5mm厚でレザーグッズを製作するブランドは世界でもここくらいではないでしょうか？
あまりの厚みと硬さで縫うことが困難なため、特大のブロンズリベットでバックルを固定してあり、この仕様であれば革が硬化して折れたりしない限りは一生お使いいただけそうです。

バックルはウォルソールにある馬具類用の金具を製造する王室御用達の鋳物工場製。
鈍いゴールドカラーのローラーバックルは主張しすぎず、ベルト本体とのバランスも絶妙です。

ベルト幅はあえて一番細い1インチ（約2.5cm）でオーダー。
革に厚みがあってそれだけで存在感が強いため、これ以上幅広のサイズになると主張が強すぎてコーディネートしにくくなるためです。
この幅であれば、デニムや軍パンなどのハード目なボトムスにも、チノクロスやフラノのスラックスなどややドレスなボトムスにも幅広く合わせられます。

正直なところ、初めはかなり硬くてピンを穴に通すのも一苦労といった感じですが、使っていくとどんどん柔らかくなって腰回りに馴染んできますのでご安心を。
極厚のフルベジタブルタンニンレザーということでエイジングの素晴らしさも特筆モノです。
クリームなどでお手入れしなくてもツヤが滲み出てきて、たまらない表情に変貌していきます。

スーツなどには不向きですが、カジュアル用の一枚革のベルトとしてはこの上ない極上のクオリティ。
Dk Stain（ブラウン）とBlackの2色展開です。