ウエストオーバーオールズの定番コクーンシルエットジーンズ、860Wのコーデュロイモデルが入荷しました。

ヴィンテージデニムの代名詞であるセルビッジをあえて廃することで、アウトシーム・インシーム両側からの調整が可能となり、特徴的な美しいラインを構築。
ヒザの位置を通常よりも高い位置に設定することで、膝にカドがはまらず、O脚の人でもシルエットが崩れません。
これにより、誰が履いても綺麗に見えるという魔法の一本に。

こちらの860Wは膝あたりまでは余裕のある膨らみを見せながらも、その下からは強めにテーパードをかけることで、コクーンでバルーンな曲線的ラインに。
単純なワイドジーンズとは一線を画す、モダンで新鮮なシルエットです。

しかも柔らかなコーデュロイ生地を採用することで通常のデニム生地モデルよりも落ち感があって収まりが良いのも特徴です。
レングスも比較的短めで丈詰めの必要がなく、足のラインが出にくい形ですので足の太さが気になる方にもオススメ。

お選びいただくサイズにもよりますが、腰回りは適度に余裕があってラインが出過ぎず、ストレッチが入っていないとは思えないほど履き心地が良いのもポイントです。
サイドシームも脇割りではなく、両サイド共に巻き縫いになっているため、アタリの出方にも個性があります。

しかもジーンズの成り立ちであるオーバーオールを胸元でカットして生まれたという話を元にした、ウエスマンのないウエスト周りも特徴的。
裏側にはオリジナルのゴム製マーベルトを配しています。

これによってウエスト周りにわずかに伸縮性が出て動きやすいですし、タックインしたトップスがずり上がってくるのを防いでくれる効果も。
さらに専用のサスペンダーを引っ掛けるループが付いていたりと細かいこだわりが。
見た目だけでなく、よく考えられた仕様の数々に感心します。

デザイン的には極めてシンプルでミニマル。
ヒップポケットの飾りステッチもないですし、腰のパッチもありません。
ウエスト部分に特徴があるので余計な装飾は不要、ファッションというよりも日常の道具として寄り添う存在でいて欲しい、というデザイナー大貫さんの想いが反映されています。

3.5ウェルの太畝コットンコーデュロイ生地は存在感抜群。
太畝のものはペラペラな生地が多いのですが、探しに探してやっと肉厚なものを見つけたというこだわりようです。
洗いがかかっているので最初からこなれた表情で履きやすくなっています。

温かみがあってシルエットや生地感にも存在感があるため、トップスはシンプルでOK。
重めの秋冬のコーディネートにも抜け感を出してくれる、パキッとしすぎないナチュラルカラーというのも抜群に使いやすいです。

幅広いサイズ展開のユニセックスモデルで、老若男女にオススメします。