そろそろJournal(ブログ)の更新でもしようかね〜フフフン、と鼻歌交じりにホームページを見てビックリ。
前回の更新から軽く2週間以上経過してました…
どんだけ時間が過ぎるの早いんじゃい!
と、同じセリフを去年もブログでほざいてたような気がしますが、最近は毎日がお祭り騒ぎの大忙し。
撮影スペースのエアコンが突如、生ぬるい風しか出さない置物と化したりと、トラブルにも事欠かない刺激的な毎日が続いています。
そんな中でも容赦なく、店頭には秋冬物が入荷中。
本日は、我々も楽しみにしていたフランクリーダーの第一便をご紹介します。
今期もフランクらしい、唯一無二の存在感を纏ったアイテムのオンパレード。
17AWのテーマは「スパイ」なんですが、買い付けたものは、結果的にスパイ感の薄いものが中心になりました。
覗き穴の空いたジャケットとか面白かったんですが。
まずはこちらのウールトラウザーズから。
何より、この色がいいですよね。
ブラックやネイビーとの相性は最強かと。
ふんわりソフトで、いかにも旧式機で織り上げましたという感じのムラやネップがたまりません。
いつものように、ヴィンテージと思われる趣たっぷりのボタンが付けられています。
ボタン開閉式の三角ベルトループが両サイドに付属し、デザイン上の良いアクセントに。
各ポケット口にほどこされたトリミングのような装飾もこの生地の雰囲気にバッチリハマっています。
個人的に痺れたのは、この腰裏の生地感とタグ。
履くと見えない部分ではありますが、負荷のかかりやすい部分なので、経年変化も楽しみです。
全体の画像が無くて恐縮ですが、ゆるやかなテーパードシルエットでフランクリーダーのパンツの中ではスリムなタイプになります。
お次は、圧巻の存在感を放つこちらのローゲージニット。
オーラも凄いですが、プライスもそりゃもう凄いので、展示会ではすぐにその場を離れて見ないようにしてました。
が、数日経ってもその存在が気になって仕方がない…
妻M氏も同じだったようで、売れなくてもいいから仕入れよう!と意見が一致。
めでたく入荷と相成りました。
寒さの厳しいドイツのバルト海沿岸で、何百年も前と同じ、伝統的な牧羊を続けている羊飼いから購入しているというスペシャルなオーガニックウールは、アランニットやシェットランドウールを思わせるような粗野でオイリーな質感。
これをバルキーにハンドフレームニットで編み立てたこの雰囲気、もう最高!絶対買います。
最後は、こちらもテキスタイルの雰囲気がずば抜けているバルスター型ブルゾン。
大振りなボタンの質感も秀逸です。
裏地がジュート生地というのもフランクリーダーらしいですね。
温かみを感じさせながらも、どこか重厚で品のある佇まい。
他ではお目にかかれない独特な質感と醸し出されるオーラ。
今季も素晴らしいアイテムが揃っています。
お近くの方はぜひご来店の上、その世界観をご堪能下さい〜