ただでさえコストパフォーマンスの高いバトナー製品の中でも、とりわけプライスとクオリティが良い意味でアンバランスなパックTシャツ。
今年も入荷しました。

毎年生地を変えて完成度を高め続けている定番アイテムですが、昨年モデルの出来が素晴らしかっただけに今年はどうなるかと楽しみにしていました。
結論、今回もこのクオリティでこのプライスは破格です。

肌着兼用ではなく、純粋に一枚での着用という使い方であれば歴代最強クオリティと言えるかと。
まず生地が相変わらず凄い。

今年はニット屋らしく、オリジナルのプレーティング天竺生地を採用。
2本の異なる糸を表側と裏側で編み分けることで、滑らかで上品な見た目と、凹凸感があって肌に張り付きにくいドライタッチを両立させています。

ペラペラで頼りない感じがなく、それでいてカリッとしたアメリカンなヘビーウェイトTシャツほどの硬さもなく、バランスの良い仕上がり。
裾や袖口はこだわりの天地引き、補強のタコバインダー、ネックの開き具合や幅も絶妙です。

そして相変わらずシルエットも優秀。
程良くゆとりのある今どきのフィッティングですが、昨年モデルよりもやや肉厚になっていることもあって、シャキッと一枚でサマになります。
袖丈は気持ち長めの設定のため、マッチョな感じがなく上品で、小さめのサイズは女性の方にもオススメ。

この生地クオリティと仕様で税込6,000円代は他ブランドでは見つけられないと思います。
バトナー自身、身を削っての企画ということで相変わらずコスパは最強です。

こちらのTaupeは、グレーがかった上品なベージュ系のカラーリングになります。