驚きの風合いに感動する、定番のフリースウールニットが今年も入荷しました。
こちらは新作の裏パイルモデルになります。

触れた誰もがカシミアニットと錯覚する風合いながら、ウール100%で出来ているという魔法のニット。
紡績、編み立て、縮絨に至るニット製造の過程において、カシミアと同じ技法や工程を踏むことで、この驚くべき質感を実現しています。

原料には、カシミアと同等レベルに繊維が細くてしなやかなニュージーランド産のメリノウールを使用。
15マイクロンですから下手なカシミアよりも細く、高級です。

さらにそれをカシミアと同技法で通常よりもじっくりと時間をかけて紡績し、これに適した貴重な編み機でニッティング。
その後の風合い出しもカシミアと同じ工程で縮絨/ソーピングを施すことで、カシミアと遜色ない極上タッチが味わえるウールニットが完成しました。

ウール(羊毛)には特有のクリンプ(細かい縮れ)があるため、タッチはカシミアに似ていてもハリコシがあって、より弾力があるのもこのニットの優れたポイント。
比較すればカシミアの方が少し軽く仕上がりますが、このニットも決して重いということはなく、軽くてふんわりとしたとても着心地の良い仕上がりになっています。

ミドルゲージで分厚すぎないのでインナーとしても使いやすいですし、この糸量、この仕様でカシミア100%だったらたとえバトナーでも2倍くらいの価格になりますから、このプライスでこの風合いが楽しめるというのは、デイリーに使うには最高ではないでしょうか？

しかもこちらの裏パイルモデルは、肌に当たる側がタオルやスウェットのようにループ状になっているため、嵩高で空気を多く溜め込み、通常の平編みモデルよりも保温性が高いのも特徴。
ふわふわタッチでメチャクチャ気持ちがいいです。

この生地に合わせて、スウェットシャツを思わせるカジュアル寄りのデザインに。
カット＆ソーンな仕立てになっており、特にリンキングではない袖付けはデザイン的にもアクセントになっています。

袖口はロングリブのターンナップ仕様。
折り返していただければ伸び防止につながりますし、そのまま袖をクシュクシュ溜めて着ていただくのも個人的にオススメです。

ドロップショルダーで身幅たっぷりのボクシーなシルエットも今っぽく、よりカジュアルにお使いいただきやすい雰囲気。
とはいえ、原料の良さや仕立ての良さにより、上品さも損なわれていないのはさすがバトナー。

あえて大きめサイズをオーバーサイズ気味に着ていただいても雰囲気があります。
とにかく肌に触れるタッチが気持ち良すぎるため、ちょっと肌寒くなってきたら素肌の上から、もしくは肌着の上からダイレクトに着ていただきたいですね。

こちらは男性のワードローブにも馴染みやすいキャメルカラーになります。