スビンコットン100%の肉厚なネルシャツ。



シオタのトップスの中でも高価な部類に入りますが、それも納得の完成度。

超長綿の極細繊維であるスビンでこれだけのボリューム感を出すのは並大抵のことではありませんが、それだけに極上の柔らかさと着心地を存分に味わえる最高の一着に仕上がっています。



形はゆとりのあるクラシックなボタンダウン。

この肉感であれば中間期は羽織モノとして、冬はインナーとして3シーズン活躍します。



トラディショナルなチェック柄で、腰に巻くだけでもアクセントになりますね。

王道のアメカジスタイルで着こなすのも良いですが、キレイ目なスラックスやシャープな革靴などでコントラストをつければモダンな雰囲気でもお召しいただけます。


こちらはイエローやベージュをベースに、ラベンダーのラインがアクセントになった優しい印象のチェック柄になります。


ブランド側による生地についての補足は下記の通り。

細い糸を3本撚り合わせて太い糸にする3子撚りにする事と、超甘く撚る手法を合わせる20/3 × 20/3にする事で、SUVIN COTTONの素晴らしさが肉感のあるフランネル素材でさらに生かされる仕様に。
製織は超低速まで回転数を落とし、糸の負担、ストレスを極力排除して織ることで、スビンコットンのしなやかさ、ふくらみ感、良い意味でのねっとり感に貢献。

また、この素材のもう1つの特長と言えるのが、起毛加工。
針布起毛加工機を使用し、スビンの特徴であるきわめて細く長い繊維長を甘撚りで作られている糸の性質を最大限生かせるように起毛工程を何回も通し、少しずつ起毛を進めていく事で、最終的なシャギー起毛に仕上げています。

最高の糸を超甘撚りで超低速で織り、超微起毛の複数工程。
これらの全てが凝縮されることで、最高のネルシャツ素材に仕上がりました。