mens / womens
Price¥151,800(税込 送料込)
昨年のSSシーズンで初登場し、当店でも人気だったボックステーラードジャケット。
今季は太畝コーデュロイ生地で登場しました。
前回は春夏モデルだったこともあり、アンコン一枚仕立ての軽やかな仕上がりでしたが、今回はフル毛芯の超本格的なテーラード仕様。
重厚で説得力のある素晴らしい仕上がりです。
バストから裾にかけての柔らかさを伴う立体感と保形性、美しいロールを描くラペルなどはフル毛芯ならでは。
長年着用いただいても劣化しにくく、より身体に馴染んできます。
袖付けや裾の流しまつりも手縫いで柔らかく、肉のある表地と毛芯のおかげで重いかと思いきや、しっかり肩に重心が乗ってくれるからか着心地は思いのほか軽やか。
5ウェルの肉厚コーデュロイ生地でくせとりが効くのか分かりませんが、吸い付くような襟ののぼりの美しさも特筆ものです。
「肩幅が広いのに肩傾斜が強いジャケットが作りたかった」ということで誕生したこのボックステーラードジャケットというモデル。
古いサックコートなど20世紀前半くらいまでに見られる、裾が後ろにはけるようなパターン。
とはいえ、アームホールはその手のジャケットに多い、過度にコンパクトなものではなくゆったりしており、緊張感を強いられることなく、重ね着の余地も十分。
シングルジャケットにしてはフロントの打ち合わせが非常に深く、ボタンを留めなくてもお腹が露出しないため、ダブルのジャケットのような雰囲気も。
肩幅だけでなく身頃も非常にゆったりしており、ボタンを留めると非常にボクシーなシルエットになって存在感抜群です。
ラペルを立てるとボタンが隠れており、留めていただくとカバーオールのようなルックスに。
袖も切羽のない筒袖なのでお直しも簡単ですし、あえてロールアップしてあげても無造作感が出て素敵です。
また、この生地が秀逸。
安価なコーデュロイだと生地がペラペラでいかにも安っぽいのですが、こちらは5ウェルの太畝で肉があるのにしなやかさもある上等な生地感。
立体感のある上質な太畝タイプは陰影のあるマットな光沢感も特徴的で、高級感すら感じさせます。
同じデザインの黒いジャケットであっても、コーデュロイにしか出せない独特な雰囲気というものがあり、その存在感は唯一無二。
しかもブラックだとコーデュロイで懸念される野暮ったい印象は皆無で、綺麗めな装いにも違和感なく馴染んでくれます。
ボタンは水牛の削り出し、裏地は総キュプラと抜かりなし。
テーラードジャケットながらもいかにもドレスな堅苦しいタイプではなく、カジュアルにお召しいただける気軽さがありながらも、仕立てはサラッと超本格派というのがいかにもサンリミットらしいですね。
ゆったりとしたシルエットですので、幅広い体格の方にお召しいただけます。
女性の方がオーバーサイズで着用いただくも良し、がっしりめの方がジャスト気味に着ていただくも良し。
同生地のGOMME PANTS Ⅱとのセットアップもオススメ。
なかなかのお値段ながらも、それだけの価値が感じられる他にはない一着です。
サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 | ゆき丈 |
---|---|---|---|---|---|
0(メンズS-L程度) | 47 | 59 | 71 | 60.5 | - |
※ 計測単位はcm、平置きでの実寸となります。個体差もございますので多少の誤差はご了承下さい。
同生地の下記GOMME PANTS Ⅱとのセットアップもオススメです。
https://dresswell.jp/onlineshop/item/180867630
女性が着用したイメージは、Instagramの動画でもご紹介しています。
下記リンクよりご覧いただけます。
https://www.instagram.com/reel/DBJKmTPO8_R/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
コムデギャルソンシャツ出身のデザイナーが生み出す、カジュアルシャツをメインとしたトータルブランド。
中でも、設立当初から変わることなく作り続ける、種類豊富な定番シャツは圧巻の完成度。
デザインしすぎることなく、他とは一線を画す独特なムードを漂わせる手腕は見事と言う他ありません。