定番の800シリーズとは異なる魅力を持った、スペシャルセルビッジジーンズシリーズ。
こちらはワンタックモデルの109Bになります。

かなり深めの股上のバギースタイルかと思いきや、裾にかけてゆるやかにテーパードしていて、しつこくないボリューム感。
なんといってもインパクト大なのは、15cm幅のロールアップとオリジナルのパイピングが施されたセルビッジ。
巧みなシルエットと相まって、ポップで垢抜けた雰囲気を醸し出します。

とはいえ、その他の部分は一般的なジーンズに比べて装飾性が控えめなため、トータルとしてごちゃごちゃすることなく、コーディネートの良いアクセントになってくれるでしょう。
ちなみに、レングスが長くてカットする場合も15cmのロールアップ幅はキープして履いていただくことをオススメします。

ノータックモデルに比べると、腰回りの余裕感をはじめとした全体的なボリューム感は増しており、より存在感のある一本に。
もちろんウエストオーバーオールズの代名詞、ジーンズはオーバーオールを胸元でカットして生まれたという話を元にした、ウエスマンのないウエスト周りも健在。
専用のサスペンダーを引っ掛けるループが付いているのも同様で、相変わらず細部までこだわって作り込んであります。

未洗いのリジッド生地ということで新品の状態は固めで馴染みが悪いですが、何度か洗っていただければ柔らかさが出ていい感じにこなれてきます。
その後はどんどん履き込んでいって味を出していただきたいですね。

定番の800シリーズよりもデニム生地の青味が控えめで、ステッチの色がベージュというのもポイント。
このデザインとの相性も良く、無骨な生地感なのにモダンで都会的なムードさえ漂わせます。

同シリーズのGジャンとのセットアップで着用いただくのも素敵です。
女性の方にはもちろん、男性の方もハマればとびきりオシャレに見えますので、臆せずチャレンジしてみて下さい。