定番の800シリーズとは異なる魅力を持った、スペシャルセルビッジジーンズシリーズ。
こちらはノータックモデルの108Bになります。

かなり深い股上でバギースタイルかと思いきや、裾にかけてゆるやかにテーパードしていて、しつこくないボリューム感。
なんといってもインパクト大なのは、15cm幅のロールアップとオリジナルのパイピングが施されたセルビッジ。
巧みなシルエットと相まって、ポップで垢抜けた雰囲気を醸し出します。

とはいえ、その他の部分は一般的なジーンズに比べて装飾性が控えめなため、トータルとしてごちゃごちゃすることなく、コーディネートの良いアクセントになってくれるでしょう。
ちなみに、レングスが長くてカットする場合も15cmのロールアップ幅はキープして履いていただくことをオススメします。

ワンタックモデルに比べると、腰回りの余裕感をはじめとした全体的なボリューム感は控えめで、小柄で細身な女性にも履きやすい一本。
もちろんウエストオーバーオールズの代名詞、ジーンズはオーバーオールを胸元でカットして生まれたという話を元にした、ウエスマンのないウエスト周りも健在。
専用のサスペンダーを引っ掛けるループが付いているのも同様で、相変わらず細部までこだわって作り込んであります。

定番の800シリーズよりもデニム生地の青味が控えめで、ステッチの色がポイント。
このデザインとの相性も良く、無骨な生地感なのにモダンで都会的なムードさえ漂わせます。