mens / womens
Price¥63,800(税込 送料込)
フィルメランジェの冬の傑作、ラムメルトンシリーズ。
驚きの軽さと着心地の良さにしてこの暖かさ、一度着ると病みつきになる方も多く、ファンが多いのも納得です。
シーズンによって厚みに違いがあり、極厚でリリースされたときはあまりに暖かすぎて真冬しか着れないといったこともありましたが、近年はやや薄めのものが続いている印象。
今年の生地は、分厚すぎず薄すぎない中肉厚といった感じで、軽やかさと保温性のバランスも理想的かと。
今回もオーストラリア南部で育った上質なラムウールを贅沢に使用。
ラムウールは生後5-7ヶ月前後までのメリノ種の仔羊から刈り取られるため、繊維が細く上品、クリンプもしっかりしており弾力性にも富んでいます。
これを使って編みたてた生地を縮絨加工し、目を詰めて凝縮させることで、より多くの空気を溜め込む非常に高い保温性持った傑作生地が出来上がりました。
形としては、この生地の柔らかさや風合いを生かした、肩肘張らないイージーな雰囲気と着心地が特徴の、軽やかなカバーオールといった趣き。
ストレスなくサッと羽織れて動きやすく、軽くて暖かくて肌触りが良い、と良いこと尽くめ。
テーラードジャケットをアレンジしたデザインではありますが、堅苦しい感じは皆無。
ラペルは折り返さず、フラワーホール部分を唯一のボタンとして使用するAラインシルエット。
生地端はすべて断ち切りのように見えるためシャープさがありますが、生地の柔らかさや丸みを付けた内縫いのハンドポケットやチェストポケット、肩傾斜の効いた柔らかなシルエットがその点を中和。
適度にゆとりのあるフィッティングと相まって、リラックスしたカジュアル感がありながらもクリーンさや上品さもあるという、硬軟のバランスが秀逸です。
上襟部分に程良い高さがあるので首周りも暖かいですし、生地クオリティが高いのでチクチクしません。
極力シンプルな仕立てではありますが、要所要所に閂を入れてあったり、前端に見返しを付けたり、上襟は袋縫いにするなど、ツボを押さえた作り。
また、カーバーオールっぽいルックスながら、テーラードジャケットの流れを汲むような前振りの袖付けでカジュアルすぎないですし、かといってガチガチに袖山高めの窮屈な感じもなく、生地のストレッチ性も相まって、本当に楽チンな着心地。
ジャケットやブルゾンというよりも、肉厚なカーディガンと言った方がしっくりくるかもしれません。
袖口は切羽や飾りボタンもないためロールアップしやすく、ニュアンスもつけやすいです。
フロントボタンはネック下の一つしかありませんが、どうしてもみぞおち辺りでも留めたいということであればお直し屋さんでボタンホールを新設してもらうというのも手ですし、ファッション用の大きめの安全ピンなどで留めるというのもオシャレかと。
女性の方が緩めに着ていただいてもカワイイです。
このシリーズ唯一の難点はその価格。
アウター系は10万を超えることもあって、良いのは分かっていてもなかなか購入に踏み切れなかったという方も多い印象です。
ただ、今回は税抜58,000円とこの生地シリーズのアウターとしてはかなり控えめ。
チャレンジしやすいかと思います。
とにかく軽くて暖かくて気持ちの良い肌触り、ラフに羽織れて使い勝手抜群。
今シーズンのフィルメランジェのラインナップの中でも、最もオススメな一着です。
サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 | ゆき丈 |
---|---|---|---|---|---|
3(ウィメンズM or メンズS-M程度) | 42 | 52.5 | 71 | 58 | - |
4(メンズM-L程度) | 44 | 54.5 | 73 | 60 | - |
5(メンズL-XL程度) | 46 | 56.5 | 75 | 62 | - |
※ 計測単位はcm、平置きでの実寸となります。個体差もございますので多少の誤差はご了承下さい。
※ モデル:身長168cm55kg細身男性 サイズ:4
糸から自社開発した極上スウェットやTシャツで名を馳せる、究極のカットソーブランド。
Made in Nihonにこだわり、その着心地の良さと耐久性の高さで確固たる地位を築いています。