フランクらしい独特な生地使いと重厚さがありながら、アウターとしてもインナーとしても使えるマルチなジャケットが入荷しました。

昨今のリラックス系とは異なる、背筋の伸びるような無駄のないスマートなシルエット。
とはいえ、ヴィンテージライクな生地やボタン、ノーカラーといった要素が組み合わさることで、キメすぎな感じにもならず、トレンドを超えた美しさがあります。

生地は番手の異なる経糸3本? x 緯糸2本?のそれぞれ引き揃えで織られたウールホップサック。
フランクお得意の生地ですが、今回のこの生地は目が詰まっているので、柔らかさを残しながらもしっかりしています。

裏地なしの一枚仕立てで、中肉厚。
織物生地ですのでニットのように柔らかなラインではなく、シャキッと構築的なラインが出て非常にカッコいいです。

濃さの異なるブラウンが少なくとも3色ほどは含まれているようで、織りの表情と相まって非常に奥行きのあるカラーリングに。
これに呼応する形で配された、カフェオレカラーのヴィンテージボタンも見事なマッチングを見せてくれています。

ジャストサイズのGジャンのような感覚で使えるため、インナーにはシャツやハイゲージニットを忍ばせてアウターとして、冬はコートやブルゾンを上から羽織って中間着としてロングシーズン活躍してくれるかと。
襟がない分レイヤードもしやすく、サックスブルーのシャツで明るく抜いてもいいですし、ブラックのシャツでシックにまとめても良さそうです。

アームもすっきりしているため、袖丈がやや長めでも溜まってくれて、168cmの私でもMサイズでそのまま着用可能なレベル。
もちろん、お直しで詰めることも可能です。

コンパクト目ということで普段フランクリーダーでXSやSを着用されている方にもオススメなサイズ感です。
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