ラベンハムといえばキルティングジレ、というほどブランドを代表するアイテムですが、こちらは襟無しでオンオフ問わず使いやすい万能な一着。

撥水性のある表地には、こちらもブランドの代表的素材である「ラブンスター」と名付けられた100％リサイクルポリエステル生地を採用。
軽くてしなやか、落ち着いた光沢感と滑らかさがあり、小雨程度でしたら十分凌げる撥水性も備えています。

これを表裏に使用し、中綿100gmをサンドイッチ。
代名詞の2インチダイヤモンドキルティングで仕上げています。

正直ダウンと同等レベルまでの暖かさはありませんが、それでも軽くて暖かく、着やすさは抜群。
むしろこれくらいの保温性の方が使える気温帯の幅が広いため使いやすく、かなりのロングシーズンお召しいただけます。

また、ダウンと違って家で簡単に洗えて羽毛の飛び出しや偏りなどの問題もなく、イージーケアというのも魅力的。
当然匂いの問題なども起こりにくいです。

ジャケットやブルゾンなどのアウターのインナーとしてはもちろん、春や秋はこれ自体をアウターとして着用可能。
空調の効いた室内と車移動がメインの方であれば冬も十分通用するかと。

襟なしのため、襟付きシャツとの相性も良好。
化繊メインながらもオーガニックコットンコーデュロイのパイピングが効いたクラシックな佇まいですので、ビジネスシーンでも違和感なく溶け込んでくれてオンオフ問わず活躍します。

以前までは平面的で単純な型紙でしたが、リブランディングを機にパターンを一新、立体的なシルエットに生まれ変わっているのも特徴。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのあのブランドやあのブランドのパターンも手掛けている、売れっ子の凄腕パタンナーに引いてもらっているというのも納得です。

細くもなく、太くもなくの中庸なシルエットですので、昨今のリラックスフィットなものの上から羽織りたい場合はサイズアップがオススメ。
逆にゆるすぎないのでインナーでごわつくこともなく、スマートに着用いただけます。

なんといっても今回はロイヤルパープルの色味が抜群に美しかったため、この一色のみを買い付け。
ブルーやネイビー、ベージュやホワイト、さらにモノトーンまで合わせやすく、大人っぽい印象を醸し出せます。

とにかく、これくらいの厚みの中綿ベストは温度調節がしやすく、袖なしで動きやすいためホントに便利。
お持ちでない方はぜひこの機会に一度お試し下さい。