ここ数年人気を博している、ジチピのミラノリブカットソーシリーズ。
今年はモックネックのスウェットシャツ風デザインの新モデル、SCIMMIA(シーンミャ)が初登場しました。

ミラノリブ組織特有のしっかりとした肉のある質感がありながら、程よく伸縮性もあってタッチは柔らか。
裏のパイル部分がないスウェット生地のようなものをイメージしていただくと分かりやすいかと思います。

やや幅広気味のバインダーネック、袖口と裾をリブで引き締めたスウェット型ですが、スウェットほどの厚みもないので、暑さや寒さが緩んだ中間期に一枚でサラッと着やすく、真夏以外のロングシーズン大活躍間違いなし。

メーカー側からはモックネックと説明がありましたが、こちらは一般的なモックネックよりも長め、タートルネックよりもやや短めの、絶妙な高さ。
キッチリ折り返していただければモックネック風ですし、折り返さずにクシュクシュと溜めていただければタートルネック風のニュアンスが出せます。

ネック部分は身頃よりもハイゲージの1x1リブ生地のダブル(袋縫い)になっており、とても柔らかなタッチでキュッとタイトな締め付けでもないため、ストレスフリー。
袖口や裾も同生地で、肌当たりも抜群です。

いつも以上に身幅たっぷりのゆったりシルエットですが、落ち感があるためボワッと広がりすぎず、着丈が長すぎないためルーズになりすぎず、それでいてリラックス感を醸し出せる絶妙な塩梅。
二の腕幅も適度にゆとりがあって今っぽいフォルムを描きます。

リブで引き締めてあるので着丈や袖丈の調整もしやすく、袖をたくし上げて着ていただくと、今っぽい雰囲気マシマシ。
ジチピ創立以来、最も肉厚な生地というだけあって、当然透けもなく、落ち感はあるものの、ボディラインも拾いにくく、様々な体格の方にお召しいただけます。

女性がゆったりオーバーサイズで着ていただくのもオススメ。
サイズ3でもかなり大きめの作りのため、着丈袖丈に問題がなければ普段よりもワンサイズ下をお選びいただいても良いかもしれません。

Fondenteはインディゴデニムなどのブルー系との相性も良い、シックなブラウンカラーになります。