Dresswell

本日9/2(土)よりイベントスタートです

Journal / News

いよいよ本日より開催させていただきます、”Italian Craftsmanship Trunk Show 23aw”

店頭のディスプレイもバッチリ整って、準備万端!
と言いたいところですが、同時スタートと息巻いていたオンラインでの開催準備が間に合いませんでした…

なんとか週明けから週半ばまでにはオンライン上でもご覧いただけるよう準備中ですので、今しばらくお待ち下さいませ〜
遠方の皆々様、大変申し訳ございません…

さて、T氏が送料のバカ高い速達便を使ってまで送ってくれた、最後のサンプル品も無事到着しています。

こちらはMastro Pierini(マストロピエリーニ)のオーダーバッグ、待望のミドルサイズモデルの完成バージョン。
以前お披露目した試作品から、相当な進化を遂げています。

プロトタイプは単純にミニショルダーバッグを比率拡大しただけでしたのでバランスがイマイチでしたが、ハンドルの取り付け位置を変更するだけでなく、付け根の大きさや形状も変更、なにより持ち手部分を劇的に細く改良することで、スッキリと美しい佇まいに。

しかも前回、GINO RAIMONDIのメンズハンドソーンシューズでご紹介した、超絶クオリティの名も無きデッドストックベビーカーフレザー、その名も”ガルダ”を採用したスペシャルタイプも到着。
これ、ヤバいです。

初めに断っておくと、向かって右上にグシャグシャとシワが入っているのが見えますが、これはイベントに間に合わせるために急ピッチで作成中にハンドル付け位置を間違ったため、やり直した際に付いたシワだそう。
ということで、本番ではこういった不自然なシワは入りませんのでご心配なく。

光沢が素晴らしくて反射しすぎてしまうため、質感を写真に収めるのに苦労するほど。

この細かなシボ?シワ?が刻まれた独特な表情、ヴィンテージ感もたまりません。
古いエルメスのボックスカーフ製バッグなどでもこういった感じを見かけますが、現行のベビーカーフではこのような雰囲気は出せないとのこと。
そもそもハリコシが無く、紙のようなペラペラな質感のものが大半のため、ボンテックスのような芯材を貼って補強し、均一な見た目になるよう加工してしまうのだそうです。

しかしこちらのバッグはSalpaという洋服の接着芯に近い芯材を入れていることもあり、ベビーカーフならではの柔らかさやしなやかさを殺すことなく、成型に必要な最低限のハリ感を獲得。
ドレープも美しい仕上がりです。
まさにこのバッグの醍醐味が新品の状態からビシバシ感じられます。

あ、ちなみに前回、GINOの靴でこの革をご紹介したときはツルッとした仕上がりに見えたのにと思われた方、非常に鋭い!
靴の場合は吊り込みを行う際に革を引っ張るため、本来の姿ではなく、ツルっとした質感に変化して仕上がるとのことです。

ちなみに通常のTEMPESTIのシボ革バージョンのサンプルもあり。

ただ、こちらも急ピッチで作成していただいたため、いつにも増して作りは粗いですし、革やパーツは工房で余っていたものを使用しています。
革の厚みや質感などは当店指定のものとは異なりますので、あくまで雰囲気やサイズ感の参考としてご覧下さい。

あと、こちらのミドルサイズモデルはミニショルダーモデルと同様、斜め掛け用のショルダーストラップが付属しますので、2wayでお持ちいただけます。

サイズ感は、エルメスのボリードで言うところの35に近い感じ。
A4の書類も入り、オンオフ問わず非常に使いやすいボリューム感です。

ミニショルダーモデルだとちょっと荷物が入りきらない、とお嘆きだった方には待望の一品かと思います。

この小ささもカワイイんですけどね。

もちろん、こちらのモデルもイベント期間中にオーダーいただけます。
また、ガルダ(デッドストックベビーカーフ)でもお作りできます。

特に男性の方に人気の、大サイズのフルオープンバッグもオーダー可能。
こちらもガルダをご指定いただけます。

このMastro Pieriniのバッグの魅力と言えば、芯材を使わない柔らかな表情とエイジング、そして何と言ってもカスタマイズ性。
今回ももちろん健在です。

各モデル、表の革は4種類計7色から、内張りの革は46色から、金具の色はシルバーとゴールドの2色から、モデルによっては底鋲の有無やハンドルの長さの指定なども可能で、その組み合わせは2,000パターン以上。
組み合わせのご相談はお気軽にどうぞ。

お次はSANTI(サンティ)。

これについては後日、Journal記事でしこたま詳しく解説させていただこうと思いますが、今回はバッチリサンプルサイズを揃えていますので、前回よりもサイズやデザインの確認はスムースかと思います。

すでにお持ちの方はお分かりかと思いますが、トップ中のトップクオリティのカシミアニットだからといって繊細なお取り扱いは一切不要。
ガシガシ使えて型崩れもしにくく、家で躊躇なく洗濯できて毛玉にもなりにくい、使い込むほどに柔らかくなっていく育てるカシミアニットです。

しかも、ハイゲージながら特殊な方法で限界まで度詰めしているため、ペラペラで頼りない感じもなく、厚みのわりにとても暖かいですし、それでいて決して分厚いわけではないので重ね着もしやすく、着用シーズンも長い、と使い勝手も抜群で良いこと尽くめ。

そりゃリピーターの方も多いはずです。

今年は昨年ほどのカラーバリエーションこそないものの、Blackが復活していたりと使いやすい色は揃っています。
我々のイチオシはNoce(ノーチェ)。
くるみと名付けられたこの色、コヨーテのような絶妙なトーンが上品で大人っぽく、男女問わずオススメです。

そして詳しいことは店頭でしか言えませんが、ロロピアーナのカシミアの中でも王様と言えるアレ、の中でも別格の最上位に位置付けられる糸でもオーダーいただけます。
これはさらに色も数も少ないので、完全に早い者勝ち。
(中には一着しか作れない色も…)

もちろんプライスも跳ね上がりますが、そもそもロロピアーナのニットも製造しているSANTIで作るわけですから、クオリティも遜色なく、本家に比べて余裕で半額以下ということであれば、超お買い得だと思います。
まぁ、これはレギュラーカシミアモデルにも言えることですが。

そして、T氏渾身の新ブランド、Orchestra(オルケストラ)が登場。

第一弾は、キルトタンが着脱可能なレディースシューズ。
これ、うっとりしてしまうほど素敵です。

T氏のこれまでの経験や知識、コネクションをフルに活かし、自分の作りたいものを作るというのがこのブランドの基本的方針。
極端な話、売れなくてもいいそうです笑

そして、このブランドの製品については細かな説明や理屈抜きに、”感じて欲しい”とのこと。
もちろん凄まじいこだわりが詰め込まれているのは間違いないのですが、プロセスや蘊蓄は結果に結実しているので説明するのは野暮、純粋に製品と向き合って評価してもらいたい、ということかと思います。

実際、私も事前情報なしに一目惚れしてしまいましたし、靴としてとにかく美しいというのが第一印象。
しかし、T氏が見た目を優先してモノづくりをすることなどありえませんから、構造や理論を突き詰めた上で表出した機能美に、彼なりの彩りを加えたことで生まれた、本質的な美しさを内包したプロダクトだと言えそうです。

ひとつだけ説明させていただくと、黒い革の部分は前述のMastro PieriniのオーダーバッグやGINO RAIMONDIのメンズハンドソーンシューズでも目玉としてご紹介させていただいた、雲上クオリティのデッドストックベビーカーフを使用しています。

片手間や遊びじゃありません。
彼は本気です。

ちなみに、未だにしっかりとご紹介できていないGINO RAIMONDIのレディースレースアップブーツも、徐々に在庫は少なくなっているとはいえ、今ならサイズが揃っています。
ほとんど全てのものに言えることですが、次回入荷分からは値上げとなりますので、ぜひこちらもお試し下さい。

で、コレです。

奇跡の再入荷となりました、当店オリジナル、正真正銘のMade in Italy、ヘラジカショッパー。
早速お問い合わせが止まりません。

当店の移転記念として、最初にショッパー型で製作したのが2年前。
あれから3wayの巾着モデル ROMAなどでも使用し、ブラウンのヘラジカレザーはそのすべてを使い切ってしまいました。

そもそも、コロナで廃業するタンナーからたまたま格安で革を調達できたことから実現したこの企画。
在庫すべてを買い取り、すべてを使い切った以上、再入荷はないと思っていましたが、T氏がコネクションを辿って見つけてきてくれました。

それが今回のブラックカラーのヘラジカレザー。
こんな機会は今度こそもう二度とないと思い、全量買い取りをお願いしました。

で、早速製作してもらったのがこのブラックバージョンのヘラジカショッパー。
もちろん前回同様、小と中の2サイズ展開。

ブラウンと同様、裏地なしの完全一枚仕立てのため、リバーシブルで使用可能。
上の画像がちょうど裏返したものです。
(たまたま革のサイズの印字が入っている部分が見えてカッコいい…)

野生の革のため相変わらず個体差は大きいですが、色むらという概念はあまりないので、ブラウンに比べると見た目の差は少ないかもしれません。
ただ、革の厚みや光沢感によっても随分雰囲気が変わるので、ぜひ店頭で一枚一枚手に取ってご確認下さい。

こちらもしっかりご紹介できていない、当店特注ブライドルカーフベルトも展示しています。
毎回言ってますが、PEZZETTINO(ペッツェティーノ)のベルトのコスパは尋常ではありませんので、値上がり前にぜひご検討を〜

これらの商品は、前回、前々回のJounal記事にてしつこいほどご紹介させていただきましたが、やはり百聞は一見にしかず。
ぜひ店頭にてその素晴らしさをご体感下さい。

ということでザッと以上になります。
皆様お誘い合わせの上、この機会にぜひご来店下さい〜

冒頭でもお伝えしましたが、オンラインショップ上での開催はもう少々お待ち下さいませ〜
死ぬ気で頑張りますので〜

Written By Kohei

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