連日の展示会廻りなど、爆裂級の忙しさに夫婦共々廃人と化していましたが、ここにきてなんとかひと段落…
とはいえ、秋冬物は容赦なく連日大量入荷中。
ご紹介したい商品モリモリです。
このJournal(ブログ)だけでなく、インスタも完全に沈黙してましたが、今からガンガン更新していきます(あくまで予定)のでよろしくお願いします〜 ペコリ
(モデル:身長168cm体重55kg細身男性)
【シャツ : TILT THE AUTHENTICS ¥30,800 / Size : 1】
【パンツ :NEEDLES ¥20,900 / Size : XS】
【シューズ :CALMANTHOLOGY ¥132,000 / Size : 6】
細かな説明抜きにして、この佇まいにシビれるわぁ…
基本的にシャツですが、カーディガンのようなネック周りが新鮮です。
Vが浅いので一枚で着てもいやらしい感じは全くなく、ゆったりめのシルエットとシャープなVゾーンが絶妙なコントラストを見せてくれます。
ディープネイビーという黒に近い濃紺ということもあって画像だとディテールが分かりにくいですが、シャツとしては珍しいラグランスリーブになっていて、肩馴染みが良いのも特徴です。
ラグラン線につながる幅広のスプリットヨークもユニークで、デザイン的にも目を引きます。
もちろん見た目だけでなく、可動域や運動量も考慮された巧みなパターン。
後述しますが、生地の素晴らしさと相まって、着心地も秀逸です。
こちらも非常にわかりにくいですが、裾の両サイドにはスリットが入っていて、後身頃の方が丈は少しだけ長め。
サイドからの見た目にも動きが出ています。
カーディガン的な柔らかさを出すために、袖口はあえてカフ無しの筒袖仕様に。
ロールアップしてあげると、より無造作感が出てこなれた雰囲気が増しますし、丈詰めも簡単です。
しかし、このシャツの一番の特徴はこのコーデュロイ生地。
世界に誇る日本の機屋さんの技術力が垣間見える、ド級生地です。
とにかく今まで触れたことのない、とんでもない柔らかさと軽さに度肝を抜かれます。
一般的にイメージするコーデュロイの野暮ったさは皆無ながら、ちゃんとコーデュロイとしての風合いも損なわれていないのも凄いところ。
21ウェルという極細畝で、厚みは一般的なシャツと大差なく、その光沢感と異常な程の柔らかさから現れるドレープの美しさも特筆ものです。
そんな素晴らしい生地ですが、このカーディガンシャツとの親和性たるや…
もはや、このシャツのためにこの生地を開発したのでは?と疑ってしまうほどにマッチしていますね。
この生地からこのデザインを導き出したデザイナー中津さんのセンスにもシビれます。
カーディガンという名の通り、フロントボタン全開でサッと羽織ってもサマになるというのもこのシャツの良いところ。
インナーにクルーネックTシャツ挟んでカジュアルに、襟付きシャツを挟んで上品に着こなしていただくのも良いでしょう。
ニットカーディガンと同じ感覚で軽い羽織りものとしても使えるため、とっても便利。
【ジャケット : FRANK LEDER ¥85,800 / Size : XS】
【パンツ : FRANK LEDER ¥47,300 / Size : XS】
もちろん、ジャケットなどのアウターのインナーとしても活躍。
一枚で着た時のVの深さが絶妙なので、コーディネートが新鮮に映ります。
ニットカーディガンを素肌に着るというのはハイブランドのスタイリングではお馴染みだったりしますが、現実問題、我々庶民にはセクシーすぎて無理というもの。
でもこのシャツカーディガンであれば堂々と、品良くチャレンジできますね。
シャツとしてはやや大振りな本水牛ボタンや高度な細巻き縫いなど、部材や仕立てに至るまで一切妥協無し。
他に類を見ない生地やデザインながら、気をてらった感は一切なく、ワードローブにスッと溶け込んでくれる、使い勝手抜群の一着に仕上がっています。
ラグランスリーブ&落ち感が良いということもあって、あえてオーバーサイズ気味に着ていただくのも素敵ですよ〜
ということで女性の方にもオススメします〜
とにかく一度触れてみて下さい、着てみて下さい、驚きますから。