先日、KIRINTAILORSさんより、受注会オーダー分のスーツが送られてきました。
早速ご試着いただきます。
タイトすぎず、かといってクラシック過ぎない美しいスーツに仕上がっていました。
お似合いでしたよ、Mさん!
着心地もすこぶる良いそうです。
うらやましいです。
私の場合、仕事柄スーツを着る機会に極めて乏しいのでコートでもビスポークしようかと画策中。
夢が広がる秋の夜長。
最高のセーラーセーターが入荷しています。
今期より取り扱いの始まった【アンデルセン-アンデルセン】
ビンテージのフィッシャーマンセーターに深い感銘を受けた夫婦が作り上げる珠玉の一着。
伝統を重んじつつも、それをさらなる高みに昇華し、継承していきたいという理念はその圧倒的なクオリティに表れています。
ユニセックスで年齢を問わない普遍性も大きな魅力。
当店ではブランドを代表する2型をチョイス。
まずはクルーネックからご紹介します。
(モデル:身長167cm 7-9号体型 細身女性)
【ニット : ANDERSEN-ANDERSEN ¥45,360 / Size : XXS】
【パンツ : PT0W ¥14,800 / Size : 26】
【その他 : 私物】
およそ1kgはあるであろうガッシリとしたローゲージニット。
強燃糸を密に編み込んであるので明らかに頑丈です。
そりゃあ、デンマークの漁師が荒れ狂う海の上でも着るものですから、鬼のようにタフじゃないと。
重みがしっかりと身体に乗るので、着てみるとそれほど重さを感じません、ご安心を。
そしてご存知の方も多いと思いますが、こちらのニット、前後ろがありません。
着るときにいちいち前後を確認する必要がないのでとってもラクチン。
これも伝統的なディテールのひとつです。
袖口にはサムホールが。
親指を通す事で簡易的なグローブとして機能します。
指が出てるから結局は寒いわよ~、というマダムの声が聞こえてきそうですが、手の甲には毛細血管が集中しているので、
ここを暖めるかどうかは結構大切なポイントなんですよ、奥さん。
袖が長くて邪魔なら折り返しましょう。
折り返した感じも可愛いですね。
個人的にはクシュクシュと溜めて着るのもオススメです。
独特のドレープ感も特徴的。
前後対称の作りと聞くと平面的で簡単に作れそうと思いがちですが、吸い付くようにカーブした首周りの編み地を見るだけで
成形編みによる立体的な作りを感じ取れます。
袖付け等は丁寧にリンキング。
このあたりも伸縮性や着心地を左右する部分なので抜かり無し。
クルーネックですが、モックネック風の高めの襟と、程よい開き具合もいい雰囲気です。
【ストール : SWASH LONDON ¥29,800】
一枚でも存在感抜群ですが、ストールなどを合わせてもいいですね。
編み地がシンプルなので、他のアイテムとケンカせず、コーディネートしやすいのも嬉しいところ。
ちなみにストールはスワッシュロンドン。
こちらもため息ものの素晴らしさ。
そしてこちらはもう一型のタートルネック。
アンデルセンを象徴するモデルです。
(モデル:身長167cm 7-9号体型 細身女性)
【ニット : ANDERSEN-ANDERSEN ¥45,360 / Size : XXS】
【ショーツ : FILMELANGE ¥17,280 / Size : 1】
【その他 : 私物】
前述のクルーネックと同じ5ゲージニット。
その張りのある素材感から、ネックはしっかりと立ちます。
もちろん折り返してもOKですが、この襟の高さで立たせた感じが、アンデルセンらしくて素敵ですね。
袖口にはもちろん指ぬきが付属。
【ストール : SWASH LONDON ¥29,800】
こちらもストールで味付けを。
主役にもなれる力がありながら、脇役にもなれる使い勝手の良さ。
こういうニットがあるとホントに便利です。
シンプルでこの上なく上品。
流行り廃りもなく、10年20年と一緒に年を重ねていきたくなる上質な一枚をいかがでしょう。
決して安くはありませんが、長い目で見れば賢いお買い物と言えるのでは。
もちろん男性の方にもオススメです。
あまりの人気で毎年品薄状態が続いているようですので、気になる方はお早めにどうぞ。
ちなみに私は色違いで2枚買いますー。早く涼しくなっておくれー。