Dresswell

Aulico / Shop Coats

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4月といえば新生活のスタート。
当店でも慢性的な人手不足解消のため、今月から新人さんがひとり増えました。

はじめは色々と教えることが多いので、私もパートH氏もバッタバタ。
仕事は進まないのに、夕方ごろにはクッタクタ。
トラブルも頻発してしまい、一部のお客様には大変なご迷惑をお掛けいたしました。
申し訳ありません…

とにかくM氏復帰まで死ぬ気で頑張りますー

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さて、本題。
前回のブログでチラッとお見せしたコートをご紹介します。

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今期の個人的イチオシアイテム、AULICOのリネンショップコートです。
藍染めによる深みのあるカラーリング、リネン(麻)の素材感、ユルめの雰囲気ながらだらしなくならない絶妙なシルエットが相まった素晴らしい一着。

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まずはブランド紹介から。

【AULICO】(アウリコ)とは、
代表の平原氏が無形文化財の藍師に師事後、宮崎を拠点に始めた藍染めを中心としたブランドです。
藍染めと聞くと、いかにも和風なものが連想され、垢抜けない印象をお持ちの方も多いと思いますが、平原さんの作る藍染めウェアはあくまで洋服(西洋の服)としての着地点を意識したものばかり。
染める前のベースとなる製品がしっかりしているからこそ、染めの美しさが際立ちます。
平原さんのキャラクターを体現するかのような、肩の力が抜けつつも芯のあるシャツやコートの数々。
商品数は決して多くありませんが、完成度の高いユニークなアイテムが揃っています。

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アウリコの存在は昔、HUGE(新生ポパイにその座を奪われたファッションカルチャー誌)で特集されたときから気になっていましたが、昨年の展示会でようやく取り扱いが決定。
嬉しい限りです。

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(モデル:身長168cm体重53kg細身男性)
【コート : Aulico ¥30,240 / Size : M】
【シャツ : Brooks Brothers ¥12,800 / Size : 14.5-32】
【パンツ : 私物】

で、このショップコートですが、見ての通りの存在感。
肩の落ちたオーバーサイズシルエットながら、落ち感を計算したシルエットで思いのほかスッキリ着用いただけます。
MとLの2サイズ展開ですが、Mサイズは女性の方にもオススメです。

デザイン自体はいたってシンプル。

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チェストポケットと左右にハンドポケット付きのテーラードカラー。

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後ろ身頃の腰あたりにアクセントとして飾りベルト。

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はじめの画像ではブルックスブラザーズのボタンダウンシャツの上から羽織ってましたが、インナーはハッキリ言って何でもOK。
コートが雰囲気を持っていってくれるので、だいたい何でもサマになります。
画像のように、一枚1,000円の肌着の上からでも逆にリラックス感が出ていいですね。

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袖口は切羽やボタンなどついていないので、簡単にロールアップできます。

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初夏になったら肘まで捲り上げて着ちゃいましょう。

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【カットソー : Filmelange ¥10,800 / Size : 3】

インナーにボーダーを挟めばフレンチっぽい雰囲気にも。

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白いボタンがマリンテイストを加速させます。

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【カットソー : Merz b. Schwanen ¥12,800 / Size : 4】

もちろん、ヘンリーネックとの相性も良好。

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メルツベーシュヴァーネンのような男臭いアイテムを合わせるとラギッドな印象に、シーサーやサンスペルのようなキレイめアイテムを合わせると品のある印象に、スタイルに合わせてコートのイメージも不思議と変化します。

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この青の美しさ。
うっとりしますね〜。
経年変化も超たのしみです。

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ちなみにリネン生地自体はペラペラではありませんが、生地が詰まりすぎていないので通気性は良好。
重ね着の量を調整することで想像以上にロングシーズン着用いただけます。

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もちろん自宅で洗濯できますが、最初は特に色が出やすいかもしれませんので単品洗いがオススメ。

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ふふ、実はもう一色あるんですよ。

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【コート : Aulico ¥27,000 / Size : M】
【シャツ : Steven Alan ¥14,800 / Size : XS】
【パンツ : Todd Snyder x Champion ¥17,800 / Size : XS】

一見、「服、燃やしちゃいました、テヘペロ」みたいに見えますが、こちらはなんと柿渋染めの一着。
藍染めよりも濃淡のある、力強い表情が印象的です。

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インナーは濃紺のスタンドカラーシャツを合わせてみましたが、どこかミステリアスな印象に。
ロングバゲットを嚙りながら落書きだらけの地下鉄に乗り込みたい気分です。

ちなみに産休中のM氏は展示会でこれに一目惚れ。
赤ちゃんの世話で着る機会もないのに、すでに購入済みという惚れっぷりです。

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藍染めタイプと違って、生地にやたらとハリがあるのでシルエットに違いが出ますね。
着込んでいくと馴染んでいくはずですが、初めは肌触りもドライで硬質。
ちなみに、肌が痛むほどガサガサではありませんのでご安心下さい。

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シビれるバックスタイル。

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先程と同じく安物Tシャツをインナーにしてみましたが、男らしさ2割増しって感じでイケてます。

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もちろんボタンを留めてもいいよね〜

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ガバッと前を開けてもヨシ。
とにかくラフに、気負いなく羽織って下さい。

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チェストポケットにチーフもアリですが、ボールペンなんかを挿すだけで気取らないアクセントになります。

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袖が長ければガンガンロールアップしましょうや。

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左右のハンドポケットは入り口が斜めに。
深さも適度にあるので、手が入れやすく、物が飛び出しにくい嬉しい仕様です。
こういうワークコートは、仕立てがどうとかステッチが〜とかじゃなくて、機能的であることがまず求められますからね。
私の持ってる古着のワークコートもスラントポケットですが、こちらのコートは上端や下端に角度をつけて縫製することで、強度や物の取り出しやすさまでしっかり考えられている印象です。

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それにしてもこの色合いと生地の表情は独特。
こちらも経年変化がとっても楽しみです。

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あと、このラペル(下襟)が肝。
ラペル幅が細いというか、ラペルがかなり小さい!
これによって襟を立てたときに、ラペルが邪魔になりません。
結構あるんですよね、襟を立てるとラペルが前に突き出て収まりの悪いコートとかジャケット。

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ドロップショルダーもこの雰囲気に一役買っています。

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飾りベルトの存在感はこちらでも健在。
柿渋染めだけにシブいぜ。

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嗚呼、悩ましい2色。
サイズによっても印象が変わります。
ちなみに私は撮影用にMサイズを着用しましたが、実際にはもっとゆったりめに着たいので、藍染めのLサイズを購入予定。
M氏(妻)が柿渋染めのMサイズを購入したので勝手にシェアしまくるつもりです。

プライスは藍染めが28,000円+TAXで、柿渋染めが25,000円+TAX。
この雰囲気でこのプライスは決して高くないと思いますよ。

初夏までガンガン使える傑作コート、男性にも女性にも、理屈抜きに激しくオススメします〜
オンラインショップ掲載には時間がかかりますので、気になる方はお問い合わせ下さい〜

Written By Kohei

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