ウエストオーバーオールズの代名詞的定番Gジャン、857B。
ジーンズと同様、シルエットの良さ、鮮やかなブルーの色味、気の利いたディテールの数々で人気を博しています。

リーバイスの3rdモデルをよりシンプルにモディファイしたようなデザイン。
着丈はすっきりしていて身幅や腕まわりに余裕を持たせ、後身頃の生地分量を多めにとることで、着用した際に背中側が跳ねるような立体的なシルエットが秀逸です。
A-TYPE、S-TYPE、F-TYPEのユニセックス3サイズ展開ですが、サイズによって随分印象が異なるのもこのモデルの特徴です。

A-TYPEは女性向けに特化したサイズで、かなりショート丈ながら身幅はゆとりがあってキマりすぎずない抜けのあるシルエット。
パンツはもちろんスカートやワンピースとの相性が良く、足長効果も期待できるデザインです。

S-TYPEはMくらいまでの男性にオススメのサイズ。
こちらもアームや身幅がピッタリすることなく、上にも下にも重ね着のしやすい使いやすいシルエット。
女性の方がオーバーサイズ気味に着用いただいても素敵です。

F-TYPEは大柄な男性、もしくは普通体型の男性がオーバーサイズ気味に着用するのに適したサイズ。
女性が極端なオーバーサイズで着用いただくことも可能です。

裾や袖口の内側にはシグニチャーのロゴ入りゴムテープが貼り付けられており、絶妙なアクセントに。
袖口を折り返してテープを見せればよりモダンでポップな雰囲気を醸し出せますし、袖口の2つ目のボタンを留めればギュッと袖口を絞ることができ、どのサイズでも女性の方が袖丈の長さを気にすることなく着用できるよう設計されています。

腰のタブも同様で、ボタンとボタンの感覚が一般的なGジャンよりも空いているため、ボタンを絞ることで裾周りを大きく絞ることが可能。
お選びいただくサイズだけでなく、このあたりの調節次第で様々な表情を楽しめるのもウエストのGジャンの特徴です。

岡山県井原市で織られたという13.5オンスのデニム生地は通年履きやすい程良い厚み。
一般的なインディゴデニムよりも青々とした美しい色味も特徴のひとつです。
これはデニムの語源と言われるフランスをイメージしたフレンチブルーがモチーフ。

さらにこちらのバイオブルーカラーはバイオウォッシュ加工を施すことで長年着込んだような色落ちを表現。
しかもヒゲなどが全く見られない全体的にスカッと抜けたような色の落ち方がモダンで新鮮です。
特に裾と袖口は、デニム生地とゴム生地の縮率の違いからパッカリングとアタリがクッキリ出ており、とても良い雰囲気に仕上がっています。

ごちゃごちゃしないシンプルなデザインながら味気ないものではなく、シルエットといい、アレンジ幅の広さといい、他のGジャンとは一線を画すオリジナリティ溢れる一本。
ウエストのジーンズとのセットアップも抜群のおしゃれ感があって素敵です。

春や秋はアウターとして、冬は中間着としてロングシーズン活躍間違いなし。
老若男女問わずオススメします。