国内、いや世界的に見ても屈指のクオリティを誇る、フィルメランジェのスウェット。
その中でも同ブランドが考えうる最高のレシピで作り上げたという、渾身のラディー裏毛シリーズが登場しました。
こちらはそのスウェットパンツモデルになります。

10年先の風合いを想定して作り上げたというだけあって、エバーグリーンな魅力溢れる極上の仕上がり。
表糸にはシーアイランドコットンを有機栽培したアルティメイトピマを贅沢に使用することで、うっすらとツヤを感じる柔らかな肌触りに。

裏糸には世界各国から厳選しブレンドしたオーガニックコットンを採用。
丸編み後に開反せず、筒状のまま裏起毛をかける「丸起毛」というレアな手法でフワフワに仕上げていることもあって、非常に気持ちの良い肌当たりです。

吊り編み機によりゆっくりと空気を含ませながら編み立てていますので生産効率は下がりますが、柔らかさがありながらも丈夫で型崩れしにくく、末長くお使いいただけます。
長年の使用を想定してか、初めからフワフワな感じは控えめで、どちらかというとハリコシのあるしっかりとした頼もしい質感。
もちろん柔らかさもあって、その辺のスウェットとは明らかに格の違いを感じさせます。

ウエストはドローコードで調整可能なイージー仕様。
裾はしっかりと目の詰まったリブで切り替わっており、テーパードの効いた想像以上に綺麗なシルエットにも驚かされます。

股部分はガゼットが充てがわれ、可動域が広く、フラットシーマ縫製でストレスフリーな履き心地。
左右にハンドポケットが付属するのはもちろん、丸みのあるヒップポケットも表情があります。

天然繊維にこだわるフィルメランジェらしく、縫製糸も100%コットン。
化繊の糸よりは耐久性には劣りますが、風合いや経年変化は抜群です。

生地がしっかりしていて伸縮性は控えめですが、それだけに型崩れしにくく、シルエットが思いのほかスマートなので部屋着感がなく、テーラードジャケットなどと合わせてもサマになります。
革靴との相性も良いので、いつものスタイリングに加えるだけで新鮮な印象に。

ジャストサイズでスッキリ履いていただくのも良いですし、あえてサイズアップしてリラックス感を強調してあげてもいいですね。
日本人向きの股下設定のため、インポートもののように裾が長すぎるといったこともなく、ジャストレングスで履けるというのも嬉しいところ。
サイズさえ合えばご夫婦やカップルでシェアいただくのもオススメです。

スウェットパンツならではの超イージーな履き心地はそのままに、キレイめにも履けて耐久性も抜群といい事ずくめ。
値は張りますが、長い目で考えるとこういうものこそお買い得と言えるかもしれません。

Sumi Kuroはその名の通り、パキッとしないフェードブラックカラーで、新品の状態からこなれた雰囲気を醸し出してくれます。