これぞバトナー、恐ろしくタフな定番両畦ウールニットが今年も入荷しました。

特筆すべきはこの耐久性。
16.5マイクロン(Super140's相当)の上質な細番手ウールをあえて極めて強く撚り、さらに特殊改造編み機で限界まで度詰めで編み込んだこのニットは、着用を繰り返しても毛玉が一切できない驚きの耐摩耗性を誇ります。
非常に密度が高く、大量の糸を使って編み込まれているため重量感がありますが、着てみるとそこまで重さは感じませんし、型崩れもなく、非常に頼もしい質感です。

中肉厚ながら、しっかり詰まっていることで程良く重みがあるため、ドレープの美しさも特筆もの。
バトナーらしい整った編み立ても美しく、ウールニットとは思えないサラッと感で春や秋など中間時期も着やすいと思います。

原料の良さからでるわずかな光沢感も上品ですし、見た目もウールニットっぽいウォーム感が控えめなため、コットンニットのような感覚でもお召しいただけます。

適度にゆとりがありながらも袖口や裾をリブで引き締めてあるので野暮ったい印象はなく、ネックのつまり具合なども含めて秀逸なバランス。
ザラッと非常にドライなタッチですが、いわゆるウールのチクチク感はないため、肌着の上から一枚で着用可能です。

襟付きシャツを下に挟んで優等生的着こなしもいいですし、ハイネックカットソーなどとレイヤードして柔らかさをプラスしてもいいですね。
とにかく丈夫で雑に扱えるので、気兼ねなくデイリーに大活躍間違いなし。

こちらはシックなブラックカラーになります。