コスパ抜群のCC41コレクションがリニューアルし、YARMO "THE UNIFORM"ラインとして再始動しました。

ブリティッシュワーク感は健在ながら、イギリス製から日本製に変更されたことで精度は向上。
コスパの高さはそのままに、よりしっかりとした作りに進化しています。

今回我々がセレクトしたのは、CC41ラインでも長らく定番となっているダスターコート。
このモデルは生地違いで毎年リリースされていますが、今シーズンはブリスベンモス社の上質なコットンツイル生地が採用されています。

ブリスベンモスといえば英国の名門コットンミル。
それだけにこのコットンツイル生地は、しっかりと目が詰まったハリのある質感に、鈍い光沢感を漂わせたさすがの風格。
表面はわずかにピーチ起毛感があり、適度にこなれた雰囲気を醸し出しています。

ヘビーウェイトではない一般的なチノパンくらいの厚みですので暖かい季節も着やすく、それでいて生地密度が高いのである程度の風除けにもなり、ゆったりとしたリラックスシルエットですので重ね着の余地もたっぷり、冬まで着れると良いことづくめ。
裏地なしの軽快な着心地で、良い意味で季節感の乏しい生地のため、夏以外の3シーズン大活躍間違いなし。

しかも、日本製になったことで縫製仕様もより丁寧で内側の見た目も綺麗に。
以前までのイギリス製だとロックミシン始末の片倒しでしたが、2本針の巻き縫いが多用され、見返しなども見栄え良く始末されています。

全体的な精度も以前に比べて向上しており、これまでのイギリスの工場ではこのレベルで製造するのは不可能というのも納得のクオリティ。
わざわざ日本のドレスの工場で仕立てているだけのことはあります。

結局、重ね着の量で調節がしやすいこういうアウターが一番着用頻度が高い気がします。
上質とはいえ、繊細な生地感ではないのでご自宅で簡単にお洗濯いただけますし、コットン100％ということで経年変化もお楽しみいただけます。

ゆったりとしたAラインにドロップショルダーでリラックス感のあるシルエット。
最初はハリ感があるのでよりボリューミーに見えますが、着込んでいって生地が適度にクタッとしてくると落ち感が出てきてより馴染んでくるかと。

シンプルで取り入れやすいため、オーバーサイズ系アウターにをチャレンジしてみたい方の初めの一着としてもオススメ。
暖かい季節は思いっきり袖をロールアップして、Tシャツと合わせたいですね。
重ね着の余裕がかなりありますので、春や秋はもちろん、インナーにローゲージニットやスウェットを合わせれば初冬あたりまで、思いのほかロングシーズン着用いただけると思います。

もともとゆとりのあるデザインですので、L(以前の42)サイズはかなり大柄な方でも着用いただけますし、M(以前の40)サイズは女性の方がガバッとオーバーサイズでお召しいただいても素敵です。
赤みのある上品なブラウンカラーはネイビーやブルーとの相性も良く、男女問わず合わせやすいカラーリングになります。