mens
Price¥33,000(税込 送料込)
バトナー夏の大定番にして、世界でもここにしか作れない、超ハイゲージのスムース編みニットTシャツシリーズ。
毎年早々に完売してしまう傑作ですが、ついにそのウールバージョンが完成です。
クルーネックプルオーバーモデルは一昨年の登場以来、目の肥えた顧客様を中心にお買い求めいただき、毎年即完売している大人気っぷり。
そして今シーズンは新型のクルーネックカーディガンモデルが登場しました。
メンズとしては珍しい丸首のカーディガン型ですが、これがフェミニンすぎず、ハンドポケットもついているのでライトアウターとしても使えて非常に便利。
フロントは全開にしてラフに羽織るだけでもいいですし、キッチリ上まで留めればプルオーバーのクルーネックニットと同じ感覚で着用可能です。
インナーに襟付きシャツを挟んでドレッシーに着こなすのもいいですし、タートルカットソーなどで柔らかくまとめても良いでしょう。
目が詰まっていて相当丈夫ということもあり、腰に巻くといった使い方もOK。
あえて小ぶりなホーンボタンも上品です。
そもそもコットンバージョンですら数年の試行錯誤を経て完成したというテクニカルな逸品なのですが、素材がコットンからウールに変わることで難易度はさらに上昇。
21ゲージ(フルファッション機換算で32ゲージ)という、ジョンスメドレーの30ゲージを超える細かさでダブルのスムース編みをするために、世界で最も細かいハイゲージ横編み機を改造。
なんと1着分を成型編みするのに4時間(!)かかるという、常軌を逸した製品です。
これほどのハイゲージで度詰めに編むとなると、糸が途中で切れないように低速で慎重に編み立てる必要があるため、それだけの時間がかかってしまうらしいのですが、あまりに非効率で編機を独占してしまう&生産が間に合わないという問題が。
このため、編み機が少なかった数年前までは、通常の展示会ベースよりもこのシリーズだけは早めに受注を取って生産していました。
今は編み機も増えたのでさすがにそういったことまではなくなりましたが、この世界最高峰のハイゲージ編み機は1台数千万円しますので、簡単に増やせるものではありません。
企業努力に頭が下がります。
さらにこれだけ目の細かい超ハイゲージをリンキングするのは至難の業。
あまりに細かすぎて、バトナーの職人さんの中でも一部の若い方しか編み目を拾うことができないというレベル。
しかもその若い方でも夕方になって少しでも暗くなってくると、見えなくなって作業できなくなるという難儀な代物です。
そのおかげもあって、仕上がりは唯一無二。
ただのカットソーでもなく、とはいえ一般的なニットとも異なる、不思議な魅力に溢れています。
一般的なセーターのように、袖口や裾がリブでキュッとすぼまっていないため、遠目ではカットソーのような雰囲気。
しかし何かが違う、明らかに上品で高級感も漂います。
こちらはこう見えてカット&ソーンではなくパーツごとに編み立てる成型編みのため、生地端のほつれを処理する必要がなく、シームレスでミニマルなルックスに仕上げることが可能に。
袖口や裾などの生地端部分はスパッと断ち切られたような、段差のないスッキリとした非常に美しい仕上がりです。
また、リンキング(繋ぎ目)部分の縫い代も驚くべき細さで素晴らしく整っており、裏返しで着ても恥ずかしくないくらいの美しさ。
表から見えない部分にも手を抜かず、徹底的にこだわっています。
サイドスリットもさりげないアクセントに。
こういった部分もシームレスで直線的な仕上がりになっており、どこか建築的な趣きも感じさせます。
袖口はロールアップしても違和感なく、あえてサイズアップしてよりゆったり目に着用いただくのも良いですね。
サイズ1は女性の方がゆったりめに着用いただくのも素敵です。
その光沢感や整った表情から、明らかに高級な雰囲気を醸し出しつつも、こう見えてとても頑丈なのでカジュアル使いしやすい、というのも人気の秘訣。
カットソー的な親しみやすさもありますが、非常に目の詰まったダブル編みなので、ペラペラな感じはなく、非常にしっかりモチっとしていて耐久性も抜群。
一般的なセーターよりも手荒にガシガシお使いいただけるので、ニットは気を使うから敬遠しているという方にもオススメです。
スムース編みらしい弾力感はもちろん健在ですが、やはりウールならではのハリコシの強さが作用し、より反発力のあるモチっとしたタッチがたまりません。
このキックバックの強さはコットンモデルをお持ちの方も驚かれるはずです。
当然、これだけのハイゲージで編むということは極細番手の糸を使うということですので、原料も非常に上質。
このためチクチクしずらく、ウールならではの放湿発散性もあり、蒸れにくく、汗冷えしにくく常に快適性をキープしてくれます。
ご家庭でお洗濯いただけるというのも嬉しいポイント。
(手洗い&中性洗剤使用推奨)
また、ウールはコットンに比べて汚れにくいので、頻繁に洗う必要がないというのも助かります。
タイトでもビッグシルエットでもなく、程良くゆとりのある中庸なシルエット。
トレンドに左右されることなく、永くお使いいただけます。
起毛感がないサラリとしたタッチなので見た目にウォーム感が出過ぎず、寒い季節以外も着やすいというのも便利ですね。
春や秋など比較的暖かい季節は半袖Tシャツの上からサッと羽織っていただいても良いですし、冬はもちろんインナーとして活躍。
丸首のボタンカーディガンだとレイヤードでも一味違う表情を加えることができるので、Vゾーンのアレンジにも重宝しますし、夏以外の3シーズン大活躍間違いなし。
展示会にて、「そんなに大量には作れないので、たくさんオーダーしないで下さい」と言われるほど非効率かつ手間のかかる、オンリーワンな逸品。
ぜひ今シーズンもお早めにお試し下さい。
こちらのオリーブイエローは、パキッとした発色ながらもどこかアダルトな落ち着きも感じさせる、絶妙なニュアンスイエロー。
重めのトーンが多い冬の装いに素晴らしいアクセントを加えてくれます。
サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 | ゆき丈 |
---|---|---|---|---|---|
1(メンズS-M程度) | 45.5 | 54 | 68 | 57 | - |
2(メンズM-L程度) | 46.5 | 56 | 70 | 59 | - |
3(メンズL-XL程度) | 48 | 58 | 71 | 61 | - |
※ ニット製品のため、伸縮性があります。
※ 計測単位はcm、平置きでの実寸となります。個体差もございますので多少の誤差はご了承下さい。
国内屈指の技術力を持つ山形の老舗ファクトリーが発信する、ハイクオリティなニットウェアの数々。
当然のように用いられる極上素材と超高度なニッティング技術はあくまで手段。
現代的なバランス感覚に秀でた美しいアイテムを次々にリリースし、人気を博しています。