あまりに素晴らしいアイテムの数々に、何をオーダーすればいいのか迷いまくった2018AWのフランクリーダー。
その中でもイチオシの一着をご紹介します。
(モデル:身長168cm体重55kg細身男性)
【ブルゾン : FRANK LEDER ¥105,840 / Size : XS】
【スウェットシャツ : Tapia LOS ANGELES ¥20,520 / Size : XS】
【パンツ : ENGINEERED GARMENTS ¥38,880 / Size : XS】
【シャツ : SUNSPEL ¥13,800 / Size : S】
もうこの佇まいにやられました。
過去10年以上のコレクションで使用された生地を複数組み合わせているのですが、この組み合わせのセンスたるや…
ちなみに、全世界20着限定です。
ボタンは全てヴィンテージもの、というのはフランクリーダーではお馴染みですが、あえて一点一点違うものを配置。
このチョイスもお見事、良いアクセントになっています。
袖はうっすら畝のあるモールスキンのような生地で、イイ感じに経年変化も楽しめそうです。
左前身頃はネップ感が絶妙なホームスパンツイード生地。
ハンドポケットにはボタン付いており、こちらももちろんヴィンテージボタンです。
ポケット口や前立ては、多色で表情豊かなソフトツイード生地で切り替え。
右前身頃はスモーキーで渋い表情のツイード生地。
前身頃だけで3種類のツイード生地が使用されていますが、それぞれにアジがありながらも見事に共存しています。
ボタンも、革のくるみボタンから、ウッド、樹脂などバリエーション豊か。
後身頃は綾目のような織り柄が雰囲気抜群の肉厚なウール生地を採用。
なんとも奥行きのあるカーキベージュカラーもたまりません。
裏地はカーキグリーンのコットンヘリンボーン生地。
左右に内ポケットが付属するのも実用的で嬉しいところです。
画像はありませんが、袖裏には渋いマルチストライプのアセテート生地が付いており、こちらもクラシカルな印象を醸し出しています。
襟は立てても、寝かせてもOK。
ネックの開き具合が独特で、あまり詰まっていないので、前を全て止めてもマフラーなどがキレイに収まります。
パーカーとの重ね着もしやすいですね。
生地の切り替えももちろんですが、この襟の形とネックの開き具合が、他にはない独特の雰囲気を醸し出してくれるポイントかと。
細すぎず、太すぎずの中庸なシルエットで、永くご愛用いただけます。
見た目は重厚ですが、分厚すぎない生地感ですので、インナーの調整次第で11月から3月くらいまでは活躍してくれそうですね。
ここまでの存在感を醸し出すブルゾンはなかなかありませんので、ピンときた方はお見逃しなく。