先日は休日を利用して、大分の長湯温泉に行ってきました。
ギックリ腰の治療にもちょうどいいタイミングと思いきや、阿蘇まで羽根を伸ばした結果、計10時間の運転で腰が爆発寸前!
でも良かったです。
11月後半ごろの阿蘇は、紅葉は終わりかけているものの、すすきで埋め尽くされた山肌の表情が圧倒的。
それほど寒くないですしね。
炭酸泉の長湯温泉も少しぬるめですが、この季節ならまだ大丈夫。
静かでゆったりとした時間を楽しめます。
やっぱり日本人は温泉ですな〜、あ、ビバビバ、ということで本題へ。
(モデル:身長168cm体重55kg細身男性)
【ジャケット : Tapia LOS ANGELES ¥49,680 / Size : XS】
【パンツ : Tapia LOS ANGELES ¥30,240 / Size : 28】
【カットソー : GICIPI ¥8,424 / Size : 3】
【その他 : 私物】
タピアの真骨頂、シャープなシルエットとこなれた生地感とのコントラストはこちらのモデルでも健在。
ドロップショルダーのゆったりシルエットが今の流行りですが、全く意に介さないこの感じ、最高ですね。
揺るぎないタピアの美学が貫かれています。
特に今回はこの生地が素晴らしい。
カーハートなどのワークウェアではお馴染みのコットンダック生地を使用。
ピンとこない方はLLビーンのキャンバスバッグの生地を想像してもらうとわかりやすいかもしれません。あれほど分厚くはありませんが。
製品染めによってバッキバキにパッカリングとシワ感が刻まれた、凹凸のある風合いがたまりません。
皆さん、手に取っていただくとその質感の良さに驚かれます。
センターベント、パッチ仕様のウエストポケットなど、アメリカンウェアを考古学的にアプローチするというブランドコンセプトが垣間見える、アメリカンなブレザーを彷彿とさせるディテール。
それでも、どうしても香ってくるエレガンス。
これぞまさにタピアロサンゼルスですね。
こういうのをさらっと日常的に着こなせる大人になりたいものです。
袖はアンフィニッシュ仕様。
カフスボタンが左右に4つづつ付属していますので、お好きな袖丈で仕上げていただくことが可能です。
私は小柄なので袖丈やや長めですが、この生地感と雰囲気だったらラフにロールアップするだけでもいい感じ。
ややライトウェイトのジーンズくらいの厚み、かつ一枚仕立てですので、夏以外の3シーズン活躍します。
今からの季節は上からコートを羽織りましょう。
今回はブランドタグもなく、スタンプを押しただけというハンドメイド感の強い仕上がり。
そのお陰もあってか、先シーズンは同じような形のジャケットが7万円くらいでしたが、このジャケットは税込4万円台といつになくリーズナブルです。
ヒップに比してウエストは緩めだったり、両サイドのシームが巻き縫いになっていたり、テーパードラインが独特だったりと、デザインはシンプルながら、分かる人にはすぐにタピアだと分かるこの雰囲気。
ピタピタに細いわけではないのにスマートに見えて、動きを妨げないゆとりも確保されているので履きやすい、秀逸なシルエットに仕上がっています。
ヒップポケットは、
フラップをポケットの中に入れ込んでも綺麗に見える、両玉縁仕上げ。
太もも周りなんかも適度に余裕があるので、運動していて足が太いとお悩みの方にも好評です。
もちろん、私みたいなカモシカ足でもダボつくことのない美しいシルエットが形成される不思議。
あ、ちなみに画像では裾が切りっぱなしになっていますが、販売品は一般的なチノパンと同じようなタタキ仕上げになっていますのでご安心を。
長年履き込みまくったかのような、このサイドシームのパッカリング、たまんないですね。
生地感のアップを別画像で。
なんとも表情豊かで魅力的なテキスタイルです。
Stone(ストーン)と名付けられたこの色がまた絶品。
画像だとキナリ色のようにも見えなくもないですが、実際は後染めによる薄いグレーベージュカラーです。
他にも、アタリ感が際立つネイビーブルーカラーのMarineと清潔感のあるオフホワイトカラーのIce、計3色展開。
それぞれに良さがありますね〜
シャープなのに堅苦しくなくリラックス感があり、ラフなのにちゃんとした感もある絶妙なバランス。
相反する要素が見事に融合した、大人のためのセットアップです。
もちろんジャケットもパンツも単品でガンガン使えますよ〜
私も着まくってます〜
超オススメです〜