台風直撃で一時はどうなるかと思いましたが、結果的には昨年を上回る大盛況でした。
ご来店、お買い上げいただきました皆々様、本当にありがとうございました。
お越しいただけなかった方々にイベントの様子が少しでも伝わればと思い、簡単に写真を撮ってますのでどうぞご覧下さい。
素人目に見てもレベルの違いが感じられる佇まい、こんなの見たことありません。
日本では絶対にお目にかかれない複雑にねじれた構造ということもあり、信じがたいことですが革靴というよりスニーカーのような履き心地だという話です。
私もオーダーしましたので今から楽しみで仕方ありません。
あの、ロロピアーナやらバランタインで実際に販売されている製品のタグを付け替えただけで、商品自体は全く同じものなのに、3分の1近い価格になっているので恐ろしくお買い得でした。
ロロピアーナのベビーカシミアを使用したサマーポンチョにいたっては、35,800円という意味不明な価格に我々もドン引きです。
こちらは11月末あたりに店頭販売分も少量入荷予定ですので、買い逃した方はそのタイミングでぜひお試し下さい。
ヘラジカ(トナカイのような大型の鹿)の革は肉厚で驚くほどやわらかく、たまらない質感。
自然についたキズが結構ありますが、それもアジがあって、虜になる方多数。
フランクリーダーでもヘラジカっぽいディアスキンを使用したジャケットがたまにリリースされますが、30万円オーバーでなかなか手が出ません。
それを考えるとこのバッグは超破格で、皆さん驚かれてました。
サンプルはかなり大きめサイズだったんですが、製品版はA4サイズがちょうど入るくらいの大きさにリサイズされます。
今は無き、名門タニノクリスチー。
そのブーツを製造していた工房による、珠玉の一足です。
女性の華奢な足に合わせた非常に柔らかい作りで、メンズシューズをレディースサイズに置き換えたものとは次元の違う、優しい履き心地。
タニノクリスチーの木型を使用しているため、非常に美しいシルエットとツイステッドラストによる抜群の歩きやすさをお楽しみいただけます。
触っていただくとわかりますが、とにかくアッパーの革が柔らかい。
それもそのはず、こちらは仔牛の革、ベビーカーフを使用しています。
ピッタリ甲に沿っていても不快感はなく、ご試着されると皆さん、そのソフトな肌あたりに驚かれていました。
そしてこの靴のもうひとつの特徴は、自由に何色にでも染め替えられるということ。
ということで染めのサンプルもご用意していました。
こちらはグリーンにブラックを混ぜたようなパティーヌ。
こちらはパープルを中心にたくさんの色を重ねた複雑なカラー。
もちろん、パティーヌ(ムラ染め)ではなく、単色でのベタ染めも可能です。
色を抜いてから新しい色を入れますので、何度でも色を変えられるというのも凄いところ。
初めは染めずにベースの赤茶色を楽しんでもらい、気分を変えてみたいと思ったら色を変えるというのはどうでしょう?
これでプライスは税込59,800円だからもうビックリです。
タニノクリスチーだと余裕で10万超えだと思いますから、お得感ありすぎ。
こちらも年内に店頭販売分が入荷予定ですので、ぜひお試し下さい。
事前にペッツェティーノの新作バッグが入荷するとは聞いてましたが、これほどのものとは…
まぁ、この職人の恐ろしい技術力と美意識に全幅の信頼を寄せている私としては、間違いなく良いものであるという確信はありましたが、これは凄いです。
極上の革、極上のパーツ使い。
スラッシュ状に入った変形モカ縫い。
鞄職人には作れない、靴職人ならではの意匠。
説明不要の圧倒的オーラ。
コバはすべてレザーで編み込み。
もちろんハンドです。
今となっては幻となった旧イルチアのヴェネチアンレザーを部分的に脱色し、パティーヌ的なムラ感を演出。
ちなみに縫いを含めたバリエーションは3種類。
裏使いのスキンステッチのもの、ステッチなしのものもあります。
こんなレベルのものはベルルッティでもクロムハーツでも売ってないですよ。
シンプルでクリーンな装いのアクセントとしてぜひ合わせていただきたいですね。
内側も細かくポケットが付いていたりと、実用性も抜群。
上蓋は左右にセパレートして倒してありますので、使わないときは邪魔になりませんし、気になる時は起こしてジッパーを止めてあげればセキュリティ上も安心。
痒いところに手が届く、非常に便利な仕様で見た目にも美しい。
いや、これは完成度高過ぎでしょう。
安くはないですが、これだけの仕様であればむしろお手頃と言えるはず。
仮にベルルッティあたりだと40万くらい余裕でしそうですし。
そんなペッツェティーノからは完売していたベルトの補充も入りました。
新たにレディース向けのナローベルトも到着しています。
オンラインショップの商品ページでも熱く語ってますが、これもとんでもないクオリティです。
しかしイタリア最高峰のモノづくりというのは凄まじいですね。
次回の開催もどうぞお楽しみに〜