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Aquellos Ojos Verdes BISHU / Jackets

Journal / Aquellos Ojos Verdes BISHU, Items

前回ご紹介した新ブランド、Aquellos Ojos Verdes BISHU(アケヨス・オホス・ヴェルデス・ビシュウ)はおかげさまで大好評いただいてます。
スリーピングシャツは自分でも購入する気満々でしたが、あれよあれよと減っていってしまい、結局購入できず…
悔しいです…

今回は、こちらも残り少なくなったアウターをご紹介。

モデル身長168cm体重55kg細身男性
【ジャケット : Aquellos Ojos Verdes BISHU ¥78,100 / Size : 2】
【ニット : Batoner ¥22,000 / Size : 1】
【パンツ : Engineered Garments ¥31,900 / Size : XS】
【シューズ : Mastro Pierini ¥ASK / Size : 38】

特別なヘリンボーン柄リネン生地を使用した、大迫力のダブルブレストジャケット。
もうこれ、私の今の気分にどストライクな一着です。

リベラーノあたりを彷彿とさせる幅広ラペルとドロップしたショルダーラインが逆にいま新鮮。
フィッシュマウス気味のピークドラペルは存在感抜群ですが、幅広でドロップしたショルダーラインに上手く収まっており、長すぎない着丈と相まって、クラシカルすぎず、モダンすぎない絶妙なバランスです。
ダブルの4つボタン1つ掛け、かつシルエット的にもゆとりがあるため、リラックスした雰囲気で堅苦しくないのもいいですね。

これに尾州産の極上ヘリンボーンリネン生地が組み合わさることで、アケヨスらしいケミストリーが。
ドレッシーになりすぎず、日常使いもできる気軽さがありながらも、カジュアルに落とし込まれすぎることなく、大人の品格が感じられる特異な一着に。

この生地のトーンといい、風合いといい、それはもう格別です。
イメージとしては、尾州らしい冬のツイードヘリンボーンを麻100%で表現したとのこと。

かなり複雑なのですが、貴重なTOP染めのリネン糸の番手違いを2色双糸にして経糸(たていと)に、さらにもう1色を緯糸(よこいと)で使用し、計3色で織り上げるという特別な拘りよう。
それだけに奥行きのある、非常に味わい深い表情に仕上がっています。

また、仕上げにシルケット加工を施すことで、より滑らかで品の良い佇まいに。
さらに通常、アケヨスの服には製品洗いがかかっているのですが、初めはリジットデニムのようなハリ・ツヤを味わって欲しいとのことで、こちらはあえて水通しされていません。

クタッと馴染んできても間違いなくカッコ良さそうですが、初めはぜひこのハリ感を存分に味わって下さい。

基本的にシャツがメインのブランドですから、仕立てはそれに倣った仕様。
大見返しの一枚仕立て、芯地を極力省きつつも、立体的なパターンで平面的なのっぺり感が出ず、それでいてシャツジャケット的な軽い着心地を実現。
リネン生地ということもあって暑い季節まで活躍してくれそうです。

あ、ちなみに袖付けについては通常ミシン縫いのところを、オプションの手縫いに変更してもらっています。
肝心の写真を撮り忘れちゃったので分かりづらいと思いますが、要は袖ぐりの縫い代を身頃側に倒してステッチで押さえる部分がミシンではなく手縫いということです。

箇所に合わせてテンションを変えて縫うことができるので、均質なミシン縫いに比べると柔軟性をもたせることができて、わずかながら着心地の向上に貢献出来るという利点が。
ま、正直なところ実感としてそれほど差は感じられないと思いますが、より手仕事の温かみが込められているという事実は着用時の気持ちの高揚に繋がる気がします。

シャツと同様、もちろんこちらにも琵琶湖で取れたビンテージの真珠貝ボタンを使用。
シャツに比べるとかなり大振りなので、存在感があってひときわ目立ちます。
これにはホントにうっとりさせられますね。

実はこのモデル、若き日のチェ・ゲバラが革命家の道に進まず、社交界デビューしていたらこういうジャケットを着ていたんじゃないかという想像からデザインされたものなんです。
言われてみれば、イタリアもののアンコンジャケットとも異なる、どこかラテン圏の雰囲気もうっすら感じられる気がします。

左右のパッチポケットは底がラウンドしており、

収納力の高いベローズポケット仕様。

袖口は切羽ではなく、

アジャスター仕様など、ミリタリーorハンティング寄りのアレンジが。

それでも取ってつけたような不揃い感はなく、自然にまとまっていて、むしろこの迫力あるダブルブレストデザインやヘリンボーンリネン生地に良いアクセントを加えてくれています。
カジュアルなディテールが入ることで堅苦しさが減り、気負わずガシガシ使いやすくなりますしね。

ガーメンツのロイタージャケットなど、ウチは日常使いできるテーラードジャケットを毎シーズン提案していますが、こちらもその手の一着としてかなりオススメ。
いや、これを普段使いは結構ハードル高いよ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、洗いざらしでシワを寄せれば、よりこなれた雰囲気で着やすくなると思いますし、今回のコーディネートのようにミリタリーパンツを合わせたり、Tシャツなどでカジュアルに振ってあげれば、大人の休日着としてもかなり活躍してくれるはずです。

もちろんきちんとプレスしてドレスアップすれば、会社の集まりやパーティー、高級店での食事など軽めにキメたいときにも重宝すること間違いなし。

もう一着、薄手のシャツジャケットがありましたが、そちらは早々に完売。
このジャケットも少量入荷ですので、気になる方はサイズが揃っているうちにぜひお試し下さい〜

Written By Kohei

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