ついに再入荷しました!
前回、あっという間に50個が完売した、当店完全オリジナルのレザーバッグ、その名もROMA(ローマ)。
レアで高価なヘラジカレザーやアルカンターラをこれでもかと贅沢に使用しながらも驚きのロープライスを実現、さらに3ウェイ&リバーシブルで使えるフレキシブルさも兼ね備えた、超自信作。
特殊な部材調達方法でありえないほど原材料費を抑え、この規模ではありえない生産背景を使用、さらにイタリアでもトップオブトップの職人とのディスカッションを経て試作を重ねるなど、徹頭徹尾異例づくしの奇跡の逸品。
もちろん今回も部材の調達から製造・発送に至るまで、すべてがイタリアで行われた、正真正銘Made in Italy。
ユニセックスデザインで、老若男女問わずあらゆる方にオススメです。
ご覧の通り、今回もまとまった数が入荷していますが、相変わらずヘラジカレザーの表情は千差万別。
キズの入り方、色の濃さ、シボの有無など、それぞれに個性があってどれも魅力的なため、店頭では悩みに悩まれ、頭を抱える方がすでに出現しています。
商品に関する詳しい説明は、前回入荷時のJournal記事にて熱く語っていますので、下記よりご一読下さい。
https://dresswell.jp/journal/64870
前回もご説明させていただきましたが、ボディのヘラジカレザーやショルダーストラップの革紐はいずれも植物なめし100%の革のため、使い込むほどに味わいが増してくるというのも醍醐味のひとつ。
ということで今回は、妻が使用している私物を経年変化も含めてご紹介します。
8月あたりから使い始めてますので、使用期間は5ヶ月程度。
それでも明らかに新品時に比べて、革が柔らかく、しなやかに変化しています。
このバッグ、口を絞った時のギャザーの入り方が大きな魅力のひとつであり、こだわった部分でもあるんですが、入り口周りは革や裏地が重なっているため、特に新品時はハリがあってちょっと絞りにくい個体も多いんですよね。
(革の厚みも一点一点差があるので、分厚いものは特に)
でもこの私物のように、どんどん使い込んでいけば次第に柔軟性が増してきて、自然なドレープやギャザーが出やすくなります。
もともと、ヘラジカレザーは唯一無二の肉厚でモチモチしたソフトタッチが特徴的ですが、経年変化でさらに柔らかく気持ちの良いタッチに成長していくというのも大きな魅力です。
それといまだに驚きなのが、この革、水にめっぽう強いということ。
以前、台風で長時間水に浸かっていたことがあるんですが、一切シミにもならず、乾いても硬化しなかったことには驚きました。
誤ってアルコールジェルがかかったときも焦りましたが、それも全く痕跡なし。
どういうこと…?
そんな驚異的タフネスに甘えて、5ヶ月間毎日のように使用していたにも関わらず、お手入れ回数はゼロ。
お客様には乾拭きを推奨していましたが、何もケアしてませんでした…反省。
今回、撮影前にCalzorai Italianiのデリケートクリームで軽く汚れ落とし&水性栄養補給をしましたが、艶が出てモチッと感がさらに増した感じです。
基本、たまに乾拭きするだけでツヤのある魅力的な表情はキープできると思いますが、パサつきなど気になる点が出てきた際はお気軽にご相談下さい〜
肩掛けも、
手持ちも、
腕掛けも、
そして斜め掛けもできる万能バッグ。
さらに写真を撮り忘れましたが、バッグ本体はリバーシブルですので、3WAY x 2 = 6通りの持ち方&ルックスをお楽しみいただける計算になります。
しかも裏側の生地は、あの超高級イタリア車の内装用に調達されたアルカンターラですからね。
普通に仕入れようとすると表のヘラジカレザーより高いという、相当な高級品。
ワイルドで不均一なヘラジカレザーとは対極の、スムースでキメの細かい上品な質感が素晴らしく、全く異なる2種類の表情をお楽しみいただけるというのは贅沢で、かなりのお得感があります。
(裏返しにした際の画像は前述のJournal記事参照)
また、長さを自由に、かつ簡単に変えられるように、ショルダーストラップの構造にもこだわりました。
特に、斜め掛けしたままで微調整できるというのはホントに便利。
このDの形をした部分がストッパーになってくれるので、希望のポジションになるように結び目を作ってあげればOK。
超簡単です。
ショルダーストラップは細いので、肩への食い込みを考慮して取り外し可能なショルダーパッドが付属。
これもモッチモチのヘラジカレザー製なので、アタリがソフトで気持ち良いんですよ。
手持ちスタイルのときも手にストラップが食い込むことを防いでくれて、快適な持ち心地に。
ここは一番触れる部分なので、他に比べてエイジングが顕著。
5ヶ月にして色も随分濃くなり、ツヤも増しています。
すごく長い目で見ると、バッグ本体もこんな感じで徐々に色が濃くなっていくかと。
10年後、20年後の変化が今から楽しみですね。
ちなみに、ショルダーストラップも当初よりかなり柔らかくなってきています。
全体的に、劣化するというよりも風合いが増して味わい深くなってくる感じ。
こういうエイジングは分厚いベジタブルタンニングレザーならでは。
遠慮なく使い倒して自分だけの表情に育て上げて下さい。
あと、妻は画像のように口をギュッと握る、ラフなスタイルで持つことも多いとのこと。
確かに無造作感が出てオシャレですね。
最もミニマルなスタイルになるので、モダンな装いにはひときわ映えそうです。
サイズ的にも大きすぎず、小さすぎず、容量としては男女ともに普段のお出掛けには必要十分。
ということで一家にひとつ、ご家族でシェアいただくのもオススメです。
今回は前回に比べると超濃いめのトーンの個体が少なめで、逆に明るめの色合いのものが多い印象。
明るめの個体の中でも、黄色味の強いものやピンクがかっているものなど様々で、バラエティ豊か。
はっきりとした大きめのキズが入っているものも前回より多い感じですね。
キズと一口に言っても、クレーターのような円状のものから、切り傷のようなシャープな線状のものまで多種多様。
中には、銀面が削れてヌバックのようなタッチになった部分も。
シボのはっきりしたものもあれば、ツルッとスムースでキメの細かいものもあったりするため、同じような色味でも質感次第で随分印象が異なります。
様々なキズが共存した、野生味溢れるとりわけユニークな個体も有り。
作為的でない、自然のデザインと言いますか、個人的にはこういうダイナミックなキズが入ったものこそオンリーワン感があって魅力的だと思いますし、これこそがヘラジカ革の醍醐味かと。
前回、Online Shopでのご注文につきましては、色の濃淡やキズの大小などのリクエストをいただき、それを元にこちらでチョイスしてお送りするスタイルでした。
今回はすべての在庫分の画像を掲載しましたので、傷の入り方や色味などしっかりご確認いただいた上でご注文いただけます。
もちろん、お近くの方はぜひ店頭にて実物を手に取ってご覧下さいね。
あと、こちらは平らな状態よりも中に詰め物をして膨らみを持たせた状態が魅力的に見えるバッグです。
店頭では詰め物もご用意していますので、容量などはイメージしやすいと思いますが、実際にご自身のお手荷物を中に入れてご確認いただくのが最も分かりやすくて確実かと思います。
どうぞ遠慮なくお試し下さい。
前回分は、気付いたときには売り切れていて買い逃した!という声も多く頂きましたし、再販リクエストの声も多かった超人気商品になります。
今回もご検討はどうぞお早めに〜