4歳の息子に遊んでもらおうとたまたまダウンロードしたレーシングゲームに、親が鬼のようにハマってしまうという大失態…
師走の忙しさが無駄にヒートアップしております。
アスファルト8、激アツです。
サンタさん、私にゲームで遊ぶ時間を下さい…
そもそもCC41とは、物資不足だった大戦中にイギリス政府統制のもの、仕様の簡略化などの規制をクリアした製品に認められた規格のこと。
古着屋さんなどで見たことがある方もいらっしゃると思います。
ヤーモのCC41シリーズはこれにならった簡易な作りを徹底することで、イギリス製ながらも良心的なプライスを実現。
ワークウェアでガシガシ着るんだから、特別丁寧な仕立てじゃなくても丈夫だったらいいじゃない!という割り切った発想ですね。
でも生地は結構良いやつを使うんですよ。
だから安っぽくならない。
このあたりの絶妙なさじ加減も人気の秘訣と言えそうです。
(モデル:身長168cm体重55kg細身男性)
【コート : YARMO ¥33,000 / Size : 40】
【カットソー : SANS LIMITE ¥19,800 / Size : 0】
【オーバーオール : WESTOVERALLS ¥52,800 / Size : S-TYPE】
そんなCC41ラインから今シーズンは2型仕入れてますので、順を追ってご紹介させていただきます。
いつもはコットンのキャバルリーツイルとかジャーマンクロスとか、硬めでハリのある生地でリリースされることが多かったので、コーデュロイ生地もドライでゴワッとした質感なんだろうなと思っちゃいますが、これが全然違います。
かなり柔らかくてしっとりなめらか、光沢感のある上品なコーデュロイ。
画像だと伝わりそうで伝わりにくいですが、実物はいかにも良い生地といった感じの風合いです。
それもそのはず、こちらは英国の名門コットンミル、ブリスベンモスの生地。
砕けた雰囲気のワークコートに、あえて品のある生地を使うことで、カジュアルすぎずキメすぎない良い塩梅に仕上がっています。
実は昨年もブリスベンモスのコーデュロイ生地モデルをオーダーしていたんですが、生地の生産がうまくいかずにドロップ(生産中止)してしまったという苦い思い出が。
なので、今回は待望の入荷だったりします。
袖口にはボタンなどの余計な装飾は一切なし。
単純な筒袖なのでロールアップもしやすく、お直しで詰めるのも簡単です。
あえて裏地なしの一枚仕立て。
ロックミシンを多用した簡素な作り。
でもこれがいいんです。
生地が分厚くなくて保温性がそこまでないのがこのコートの良さ。
それほど寒くない時期から着れますし、重ね着の量を調整すれば余程寒い日じゃない限り真冬もOK。
シルエットがゆったりしているので中に着込む余裕はたっぷりあります。
神経質にならなければご自宅で洗濯可能ですし、シワも気にならず日常使いにピッタリ。
インナーがテキトーでも、これさえ羽織っておけばそこそこオシャレ感を出せるのも便利だったりします。
ちょっと近所に買い物に行く時とか。
あと、男女兼用なので、体格差がそれほど大きくなければご夫婦やカップルでシェアいただくのもオススメです。
軽くて柔らかくて着心地抜群なのも嬉しいポイント。
ワークなコートに合わせてワークなオーバーオールをコーディネートしてみましたが、コーデュロイ生地の上品さが無骨な雰囲気を中和。
品のある大人のワークスタイルに仕上がりました。
逆にインナーはキレイ目でもOK。
コートのシルエットがラフでカジュアルなので、ドレス寄りの格好の上から羽織ってもキレイにまとまりすぎることなく、こなれた雰囲気に落ち着いてくれます。
【コート : YARMO ¥30,800 / Size : 40】
これも画像じゃわかりづらいですが、ヌメっとツヤのある、たまらない質感。
今年の春夏シーズンに好評だったコットンツイル生地モデルよりも厚めでハリがあります。
しっかりめのチノパン生地くらいの厚みなので、ペラペラすぎず重すぎず、こちらも単品ではさほど保温性は期待できませんが、重ね着で調節しやすいのでロングシーズン活躍してくれます。
もちろんご家庭でジャブジャブ洗えてタフなので、普段使いにもピッタリです。
【ジャケット : YARMO ¥27,500 / Size : 40】
こちら、その名の通り、車の運転手が着用していたワークジャケットがモチーフです。
一応、テーラードジャケット的な形をしていますが、ウエストの絞りも無く、ステッチ剥き出しでワークな雰囲気。
堅苦しさが全くないので、ブルゾン感覚で着用いただけます。
パッチポケットもカジュアル感を演出。
画像じゃ全くわかりませんが、実は胸ポケットの中にはペンポケットが取り付けられています。
作り自体は簡素でも、こういった機能的なディテールをちゃんと押さえてあるあたり、ワークウェアブランドとしての気概が感じられますね。
こちらも先程のダスターコートと同じ、ブリスベンモスの上質なコーデュロイ生地を採用。
また、一枚仕立てで軽い着心地も同様です。
袖口はスリットに合わせてラウンドした形になっており、
折り曲げてあげるとニュアンスがついてオシャレ感アップ。
左脇にはヤーモのタブ付き。
このドライバーズジャケット、以前はタイト目な作りでしたが、昨今の流れを受けてシルエットを一新。
適度にゆとりのあるフィッティングに改良されています。
おかげでインナーにそこそこ着込める余地ができましたし、ダスターコートほどゆるくないので上からアウターも羽織りやすく、春や秋はアウターとして、真冬は中間着として使いやすくなりました。
また、快適に運転できるようなパターンで作られていますので、腕の上げ下げもしやすく、生地の柔らかさも手伝ってめちゃくちゃ着やすいです。
全然気取った感じにならないのにそこそこちゃんとして見えるので、一枚持っておくとかなり便利だと思いますよ〜
価格も税込2万円台とこなれてますし。
というわけで以上。
どのモデルもインナーの調整次第でロングシーズン着用できる上、羽織るだけでサマになっちゃう雰囲気の良さがあるので、めちゃくちゃ使えます。
シワも気にならず、経年変化も楽しめてケアが簡単というのも日常使いには嬉しいですね。
価格もこなれていて、老若男女問わずオススメです〜