またまた続きです。
昨年リリースされた2重生地の初代ピステも人気でしたが、今回はⅡとなり、ジッパー付きのフルオープンタイプに進化。
こうなるともはやピステではないのですが、その名残がデザイン的に効いており、ユニークなブルゾンといった立ち位置に。
特徴的なネック周りのギャザー、しかもスタンドカラーではなくクルーネックというのもポイント。
一般的なブルゾンよりもVゾーンの肌の見える分量が多くなるので抜け感が出ますし、襟付きシャツなどインナーもはっきり見えてレイヤードもはっきりします。
ギャザーは裾や袖口にも。
洗い込んでいってバキバキにアタリが出てくると、新品時とは違った魅力が出てきそうです。
オーバーサイズで着ていただいても素敵なので、女性の方にもぜひ。
そしてサンリミットといえばシャツ。
今季も魅力的なシーズンモデルがリリースされています。
カーハートのオーバーオールなどゴツいワークウエアで見かける太番手糸を用いた3連のチェーンステッチ縫製を、シャツに落とし込むという無茶な作り。
ですがこちらはワークなダンガリー生地ということで、定番のブロードクロスや高番手のインポート生地との組み合わせよりも馴染みが良い印象です。
とはいえ、やはりこの3本針の迫力は特筆もの。
あえて白い糸を使用していることもあって、いつも以上に饒舌とも言えます。
まぁ、この3本針はサンリミットの中でも屈指の人気を誇るシリーズ。
お洗濯を繰り返すことでステッチが締まり、さらに迫力が増してくるため、エイジングを存分に楽しめるというのも人気の秘訣です。
ウチでも100回ほど洗ったサンプルを展示しているのですが、その迫力と美しさに魅了され、ご購入いただく方多数。
まだの方はぜひ一度店頭でご覧になって下さい。
あと、3本針ステッチばかりに目を奪われてしまいますが、シングルステッチ部分も太番手の大きめピッチで縫われているため、この部分もパッカリングは顕著。
全体を通して歪みと立体感が増し、異様な存在感が出てきます。
ちなみに、ヨークやショルダー部分とは対照的に、アームホールや袖のはぎ部分の縫製は裏返しになっており、チェーンステッチ側が剥き出しになっています。
これは肌当たりを考慮しての仕様かと思うのですが、視覚的にもよりステッチに主張が出て迫力満点です。
これから暑くなってくると重ね着が難しくなってきますので、一枚で主張のあるトップスは重宝すること間違いなし。
とはいえ、気をてらったような奇抜なものでもなく、シンプルながらも適度に主張のあるこういう上質なカジュアルシャツこそ、大人の休日にはピッタリです。
また、半袖シャツも本気で暑い日にはいいんですが、やはり長袖を無造作に袖捲りした方が断然大人っぽく、ニュアンスも出るのでオススメではあります。
長袖であれば一年中着れますし。
ちなみに紺ブレのインナーでもメチャ使えます。
身頃と袖に繋ぎ目の入らないワンピースパターン。
これが秀逸なんです。
説明だけ聞くと、アルチザン系などがやりそうなフェティッシュなものを想像してしまいますが、これが不思議と馴染みのあるリラックス感と抜け感があり、意外にも着こなしやすい形。
シャツのような、羽織もののような、なんとも言えない特異な雰囲気があり、魅力的です。
半袖も長袖も残念ながらサイズが欠けまくってますが、かろうじてまだ在庫はありますので、男女問わずぜひお試しを〜
ちなみに同じワンピースシリーズでボーダートップスも新登場しています。
これもマジで秀逸。
詳しいことは商品ページに書いていますのでそちらをご覧いただきたいのですが、まさに唯一無二。
しかもプライスはお手頃なのでチャレンジしやすく、相当洒落てます。
小学校の給食当番を思い出すような独特な生地感もユニーク。
こちらも男女問わずオススメです。
さらに続きます…